SPA!でのゴー宣連載が復活して早々の2話目が、この話でした。
ゴーマニズム宣言2nd Season 第2宣言「西部邁、属国に死す」より
思えば、この図は1995年にSPA!からSAPIOに移籍し「新ゴーマニズム宣言」となった1話の再現でもあり
新ゴーマニズム宣言第1章「西部邁に、山崎哲よ、厚生省め」より
「無言の握手」の先にあった「メインになりなさい」の言葉が、ひときわ印象的に描かれています。
メインって何だろう。
商業的な「メジャー」(売れっ子)とも違う(1995年の時点でよしりん先生は押しも押されぬメジャーですしね)
「多数派に属しなさい」そんな単純なわきゃない
「その道の権威になりなさい」これも違う。そもそも
ゴーマニズム宣言2nd Season 第2宣言「西部邁、属国に死す」より
こんな経緯があったわけですしね。
…これ↑SPA!連載再開の2018年じゃなく、「1995年」の話です。
あらためてテキストにします。
西部氏は、専門知に埋没する知識人が、一般庶民の「常識」からズレまくり、権威主義を振りかざして、社会に悪影響を与えていることを批判していたので、そんなことならわしが「常識」を根拠に斬りまくって全部、潰してしまえとけしかけたこともある。
抜粋して繰り返し
専門知に埋没する知識人が、一般庶民の「常識」からズレまくり、権威主義を振りかざして、社会に悪影響を与えている
コロナにしろ、皇統問題にしろ、まさにこの堕落が極まった状態にある。
そして
もう一丁繰り返し!
専門知に埋没する知識人が、一般庶民の「常識」からズレまくり、権威主義を振りかざして、社会に悪影響を与えている
「陰謀論」にハマるのも、これと全く同じだと思うんです。
専門知に埋没し、常識を体現する庶民を見下す
それによって、公が毀損されても構わない。自らのプライドが保たれる場所にひきこもっていられればそれで良い。
陰謀論に与することは、正義っぽい衣に身を隠しながらの「引きこもり行為」にほかなりません。
あらゆる「ステルス」と「引きこもり」が、同じ地平でうごめいて、社会を閉塞させている。
そして、「メインになる」というのは、権威を得るなどの「結果」ではなく「自らを白日の下に晒す」という「姿勢」を指しています。
論破祭り、愛子さまを皇太子に、そして「愛子天皇論」の刊行、全て、燦々と太陽光の降り注ぐ白日の下で行われている行為です。
男系男子固執などの面々は、いわば「逆・天岩戸」。彼らを、天照大神の放つ光の下へと引っ張り出し、公論に乗せなければなりません。
我々は別に「正義」かどうかは全然わからないし、ならなくても良い、むしろ目指すとヤバい?かもしれませんが
でも、それでも、ぜひ、メインになりましょう!