わしの頭脳は今、第2ビッグバンを起こしている。
もう一つの宇宙が膨張しているのかもしれない。
長いこと思想・哲学をやってきて、神経細胞・ニューロン
が脳のあらゆる領域にどんどん伸びていってしまい、
創作のためのアイデアやストーリーを考え始めると、
次々にシナプスが形成され、ニューロンの連結が複雑化
していくので、もはや「シン・小林よしのり」が誕生
したも同然の有り様だ。
わしの創造力を刺激するのは「快感」だ。
脳内麻薬物質・ドーパミンがどぴゅどぴゅ噴出するように、
わしは快楽をもたらす女性を近づけて、不快な男や物事を
遠ざけ、視界に入らないようにしておく。
男の場合はわしの視界に入っても怒らないなと思えば、
まあまあ気に入られていると思えばいい。
70代のわしは「シン・小林よしのり」として再生した。
新たな傑作を大量に生産し続けるようになるだろう。
わしの20代のデビューから今までは、長い長い助走
だった。
これからだ。
わしの本格的な作家活動は!