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ちぇぶ
2023.3.19 06:00ゴー宣道場

『ウクライナ戦争論2』感想を紹介!

表紙はとってもかっこよくて、お人形はとってもかわいい。

本の内容はとても重厚。私は少しずつ読んでいます。

読み終えた方がさっそく感想を寄せてくれています。

ご紹介します。

門下生メーリングリストよりゴロンさん

ウクライナに対するロシアの侵略と日本に対する統一協会のステルス侵略とを対比することで、今、日本が置かれている危機的状況が良く伝わりました。グレンコ・アンドリー氏によれば、ウクライナ人と日本人は平和ボケしていた点で似ていたという話でしたが、ウクライナ人は、武力侵略により、とてつもない代償を払いながらも覚醒したのに対し、日本人の平和ボケは、ステルス侵略により、憲法を変えられそうになっていたのにかかわらず、その事実すら気づかず、未だボケたままの輩が多いようです。これでは武力侵略されても覚醒しない気がしてしまいます。

 井上達夫先生へのインタビューは、重厚で大変興味深かったです。憲法9条2項があるために、武力行使を縛る「戦力統制規範」「交戦法規」が欠損し、自衛隊は危なくて使えない軍隊であること、逆に自衛隊員が武力行使したときの免責保障もないから、自衛の攻撃すら躊躇することになるということは大問題だと思います。倉持先生の配信番組に立憲民主党の小西氏が出演されていた時に、9条カルトっぷりを披露していましたが、なんて稚拙なのかと思ってしまいます。自民党の改憲案などではどうにもならないのは明らかなので、まともな改憲案がどのようなものになるのか、学びたいと思います。

 それからロシアが、「まわれ東」する習性があるというのは非常に分かりやすい表現でした。今はウクライナ支援をさらに厚く、ロシアへの制裁を厳しくして、ロシアの弱体化を図るしかないですね。4月の十番勝負、楽しみにしています。

それにしても最終章のメッセージは強い。

Amazonレビューより

ウクライナ戦争論1巻目は、一気に読んだ。

テーブルに置いておいたら、夫が読み、帰省した40代の息子が「欲しい」と、持って行った。
2巻目は、1巻目が衝撃的すぎたからか、実際のウクライナ戦争の出口が見えないからか、読後感は虚しさに近い。
戦後に生まれて73年、平和ボケ生活を続け、国際法も知らず、全面戦争にでもならなければ自分には関係ないと、心の底では思っている。
日本の歴史もよく知らず、たいして努力もせず、社会に貢献もせず、のうのうと年金生活をしていて、これから大変な日本を生き抜く若い人たちに申し訳ない。
1巻目では、ロシアや中国に対する怒りを感じ、2巻目では自分自身の無知と非力を知らされた。
祈りでプーチンを殺せるものなら、念じたい。

(はこべさん)

本書に挿入されている、法哲学者の井上達夫(東大名誉教授)インタビュー目当てで読んだ。内容は井上の信山社新書『ウクライナ戦争と向き合う』と重なるが、新書のチョムスキー批判などのエモい部分がない分、かえって論理の筋がわかりやすい。台湾とウクライナの比較論などは、聞き手が小林よしのりならではだろう。ウクライナ戦争の終わり方も、たぶん井上が予測するとおりだと思う。

井上と小林の「対談」で、これだけ内容があり、編集もうまいのに、あまり宣伝していないのがもったいない。私としては、この部分だけで1冊の本にしてほしかった。

それにしても、「外敵」に無防備で平和ボケの今の日本政府・護憲派・マスコミは、全体として幕末の江戸幕府みたいだ。そして井上達夫と小林よしのりは、さしずめ幕末の志士、吉田松陰と坂本龍馬みたいだ。どっちも70近いおじいちゃんなのに、血気盛んで憂国の真情がすごい。若い人も彼らに続いてほしい。

(otsukaさん)

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みなさんの感想はとても興味深いです。

これからもどんどん紹介していきます!

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