岸田文雄首相が昨日行われた自民党大会で、
安定的な皇位継承策について
「先送りの許されない課題で、国会での検討を進めていく」
と発言したことが各メディアで報じられています。
【産経新聞】岸田首相、安定的な皇位継承策「検討進める」
東京新聞では
「内閣支持率が低迷する中、首相は保守派の
支持をつなぎ留めるため、会見への決意に加え、
安定的な皇位継承の確保策にも言及」
と分析していましたが、本当に
「保守派の人気取り」だとしたら、
男系派におもねったりしないかという
不安も少々よぎります。
とはいえ、本当に国会での議論が始まれば、
唯一の男系継承策「旧宮家系男子の皇籍取得」
が無理であることが明らかにされるだけなので、
議論が始まることこそが重要なのだと、
前向きにとらえたいと思います。
そして、このニュースについての
ヤフコメを見たら、支持の多い意見は
愛子さまの皇位継承を認めるべき
というものばっかりになってます!
それはいいのですが、その意見の多くが
「反・秋篠宮家」とセットになっている
というのが、なんかすごくいや~な感じがします。
そんなことが根拠だったら、いつ風向きが
変わるか分かったものじゃありません。
皇太子同妃時代の天皇皇后両陛下が
どれだけバッシングされていたか、
みんな忘れたんでしょうか?
まあ、あの時「廃太子せよ」とか言ってた人が、
今上陛下が即位された後も
謝罪の一つもせずにのうのうと生きている
ことを考えれば、いま「男系男子」を
唱えまくっている者たちだって、
いざ愛子さまが皇太子になられたら、
みーんな自分が言ってきたことを反省も総括もせずに
のうのうと生きていくんだろうということは
目に見えています。
そんな無責任な連中になど決しておもねらずに、
皇位継承資格を女性・女系に拡大し、
愛子さまが皇太子になれるように、
一刻も早く議論を開始してほしいと切に願います!