昨日、40分は大股で歩いた。
途中、心臓破りの坂があり、夏は無理だなと思いながら
必死で乗り越えた。
帰宅したときに、前のめりによろける身体を踏ん張って、
服を脱ぎ、靴下を脱いで、やっと椅子に座れた。
かなり無理をしたが、帰宅後、椅子に座って仕事を
始めると、途中、食事やトイレで立ち上がる時に、
妙に足腰が軽くなっていることに気づいた。
いままで、椅子から立ち上がって、資料を取ることが
億劫で、トイレまで歩こうとすると、足元がふらつく
ときがあったのに、たった1日、散歩しただけで、
足腰が軽くなると分かった。
今日も編集者と昼過ぎに会うため、歩かざるを得ない
場所で待ち合わせするが、秘書みなぼんが、「危ない
から自分に声をかけろ」と健気なことを言う。
だから車をわしの自宅近くの駐車場に置いて、二人で
往復歩くことにする。
わしの大股歩きに、ついてこれるかな?
昔、福岡から上京したときに、神田の書店巡りに嵌って、
一日中、歩き回っていたものだが、足腰が痛いなんて
感覚は気付きもしなかった。すごい健脚だったのだ。
幕末の日本人は歩いて日本中を巡って同志を尋ねて
いたのだから信じられない健脚だった。
かつての日本兵も、30キロの背嚢を背負って、行軍
してたというから、もう別の人種だろうとしか思えない。
関東大震災があれば、車を乗り捨てて、歩いて帰るしか
なくなるだろうから、やっぱり今から足腰を鍛えておく
必要がある。
毎日、1時間は歩かねば!