国民民主の 玉木 雄一郎 代表と山本龍彦教授(慶応大学・憲法学)というデジタル・ジャンキーのお二人と、デジタル・デトックスやインフォメーション・ヘルスについて語りました(いやそこがメインじゃない)
というふざけた前置きをしても何も毀損されないくらいの充実した内容、デジタル空間における憲法論の課題はほぼ網羅したんではないでしょうか。
国家を凌駕するプラットフォームによって、すでに私たちの人格権、表現空間、民主主義、ひいては安全保障までが変容しています。
「デジタル・コカイン」とも言われているSNSでの様々な広告や短いリール動画等々によって、知らないうちに中毒化してませんか?もはやAI・アルゴリズムは我々の脳や認知領域に侵入している。
そんなプラットフォームを中世の「教会」に例えて、国王と教皇のように対置させる山本先生の議論は大変興味深いものでした。
そう、そして、ネット上での自分の不安を埋めてくれる陰謀論や自分の承認欲求や不満を発散してくれる過激で一方的な投稿…
もはやその内容の正しさや合理性なんてどうでもいいんです。
だけどこれってもはや信仰に近い…?
では、現代のオンライン空間の神は…?
という点でも「PF≒教会」というアナロジーは大変示唆的でした。