自民党・公明党は「敵基地攻撃能力」の保有を認めることで合意しましたが、これを昨日の東京新聞は1面トップで「専守の歯止め失う」と報じ、さらに社説で
「憲法九条に基づく専守防衛を形骸化させる。強く憂慮する」
「他国に軍事的脅威を与える。それでも専守防衛といえるのか」
「平和国家として築いた国際的信頼を大きく損ねる」
と、猛非難していました。
しかしこんな文句、もはや現実の世界に生きている人が書いているとは思えず、あまりにも空疎で、まるで幽霊が書いているかのような印象さえ感じてしまいます。
ウクライナが「専守防衛」そのものの戦いを強いられ、「敵基地攻撃能力」を持たないがために、日々被害を出し続けている状況が目に入らないのでしょうか?
もちろん、まともな国会論議もなく進められていて、基準が曖昧すぎて歯止めがないという懸念も確かにあるのですが、それをいうなら、自衛隊そのものに法的な歯止めが何もないということ自体が、根本的に大問題です。
だからこそ憲法改正が必要なのですが、東京新聞はそれにも反対なのでしょう。
憲法九条なんかとっくに形骸化しているし、日本はむしろ他国から軍事的脅威を与えられる存在なのに、日本が防衛力を強化したら他国が警戒する、無防備であれば「平和国家」として「国際的信頼」を得られると妄信する考えは、もはや「危険思想」と言うべきです。
もはや現実の前にはさすがにこんな妄言、誰も聞くはずがありません。
「平和主義者」の寝言に付き合っているヒマなどない!
ではこれから、日本人はどうするべきなのか?
まずは『ウクライナ戦争論』を読みましょう!
ここから学び、考えることは数限りなくあります!!
序 章 終わりなき日常は来ない
第1章 ウクライナ戦争と生命至上主義
第2章 ロシアの悪を知らんのか? その1
第3章 ロシアの悪を知らんのか? その2
第4章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史1
第5章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史2
第6章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史3
第7章 戦時国際法を破壊するプーチン
第8章 国際法無視は人類に対する攻撃
第9章 免疫の軍事訓練は国防と同じ
第10章 レイプ軍の伝統 その1
第11章 レイプ軍の伝統 その2
第12章 W徹の妄言
第13章 ドンバス・ロシア支配のカオス
最終章 占守島の戦い