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小林よしのり
2022.11.1 06:35日々の出来事

やるべきか?やらざるべきか?

コロナ禍はどう考えてもおかしい。おかしかった。

だが、今もまだ続いていて、今度はインフルエンザ
とコロナのツインデミックを煽っている。
いまだに新規感染者数(陽性者数)を速報で報じて、
前の週より増えていると恐がらせている。

国家は5類に下げる気がまだないらしい。
さすがにマスクの自粛警察はいなくなったが、
ホテルやデパートや映画館やスポーツ観覧などは
マスクを外せない。

外国では完全に終わっているのに、日本だけが
マスクを外せず、赤ちゃんにまでワクチンを打た
せている。

国家は一度も納得いく説明をしないままだった。
理不尽すぎてまったく脱力する。

戦うか?と思うけれども、これ以上、有名にはなり
たくない。
ある程度知られていて、作品も売れるなら、これ
以上の自己承認欲求はない。

もちろん話題にもならない可能性だってある。
どうせのど元過ぎれば関心も持たないのが日本人だ。
内心、終わったと思っているなら関心も持つまい。

しかしこのまま惰性で終わっていくのみでいいのか?
という問いも重い。
「公」のためには、有名になりたくないという「私心」
など捨てるべきかもしれない。

倉持麟太郎氏に相談したら、乗る気になってきた。
だが、そもそも裁判所が信用できるのか?
三権分立してないのなら、立憲主義など意味がない。
今後は憲法などどうでもいいという判断になる。
それが日本にとっていいことか?

時間もかかる、カネもかかる、そんなことをして
何のためになるのか?
一創作者として、黙って作品を産みだしていれば、
それでいいという考えだって、間違ってはいない。

やるべきか?やらざるべきか?
それが問題だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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