文庫版『コロナ論』をフライングゲットした者がいる。
① の中川淳一郎氏の解説は軽快で素晴らしかったが、
② の切通利作氏の解説もさすが文筆家で、最後まで
読むと、なかなか感動的だった。
正直さが凄い。彼の貸本屋に一度行ってみたい。
③ と④のゲラが来た。
倉持麟太郎氏と井上正康氏が解説を書いてくれてるが
倉持氏は法律家にしてはなかなか文章が上手くて
感心する。
コロナ禍で表われた根本的な問題を他の法律家はここ
まで意識したのだろうか?
不誠実な法律家ばかりの中で、倉持氏の懊悩が分かる。
井上氏には改めて、コロナウイルスとは何だったのか、
科学的に書いていただいて、さらにワクチンの今後の
深刻な問題まで解説していただき、大変ありがたい。
描かねばならぬことが多すぎて、いつ『コロナ論』の
総括篇が描けるか分からないが、構想としてはある。