現在、統一協会の報道を「ヒステリー」とか「魔女狩り」
とか言って、鎮めようとしている連中は、大概、統一協会
と利害関係のある奴が多い。
産経新聞しかり、HANADAしかり、統一協会の読者を多く
抱えていたり、勝共連合の執筆者がいたり、ずぶずぶの
関係なのだ。
さっそく統一協会が、産経抄に出てきた「魔女狩り」と
いう言葉を利用しだした。
そして「安倍マンセー」の自称保守論客やネトウヨ、
そして三浦・古市ら小リベラルの者たちが、マスコミの
沈静化を望んで、統一協会を見逃がす側についている。
憲法が「信教の自由」を保障していても、「カルトの
自由」まで保障してはいまい。
宗教とカルトは違う。
新興宗教は大概カルトじみた狂気から出発するが、
やがて市民社会との軋轢を回避して、市民社会側の
ルールの中に着地する。
それが出来なければ、犯罪に結びつく。
30年間のマスコミの沈黙は、なにしろ公安警察が
監視対象から外していたという恐るべき事実が
あるからなのだということを知った。
わしはすっかり公安が監視しているから、悪さが
できなくなっているのだろうと思い込んでいた。
オウム信者が世間のバッシングを受けて傷つくのは
良くないと言って、報道を自粛する者などいない。
統一協会だと、気持ちの悪いほどに「優等生」の
理屈を持ち出して、被害者の地獄を一顧だにしない。
カルト団体や反社会団体は、名称変更を認めては
ならないし、公安の監視対象から外してはならない。
こんな当たり前のことが、なぜ自称保守派までが
分からなくなったのか?
やはり「自称」でしかなく、「エセ」だったという
ことだろう。
それにしても「反天皇・反日自虐のカルト集団」を
国家権力の中枢まで招いてしまったということが、
いかに日本人が平和ボケのお花畑だったかという
証拠であると反省しろ!