谷田川惣なる人物が、 「笹幸恵は皇位継承論でなぜ自信満々に間違うのか」 と題して、YouTubeの一部を切り取って Twitterで発信している。 https://twitter.com/yatagawaosamu/status/1552056339026694144?t=vrMgwI2PnmQqQr5xgmI4hw&s=19 6月4日のブログ 『正論』7月号 葛城奈海氏の矛盾点 で掲載した文章の一部を切り取って、視聴者が投稿し、 これに谷田川が答えるYouTube番組のようだ。 「歴代の女性天皇が独り身だったのも、 もはや『長老』と呼ばれる年代だったから」 これについて、明正天皇は5歳、 後桜町天皇は22歳で即位したとして、 「ほーら、間違いじゃないか」と言っている。 うん、「古代の」と入れれば良かったね。 その前に古代について言及しているので、 私のアタマの中には称徳天皇までしか念頭になかった。 言葉足らずと言えば、言葉足らず。 前後の文脈が読めない人も世の中にはいるからね。 でも、古代の女性天皇は30〜40代での即位だ。 斉明天皇(皇極天皇が重祚)に至っては61歳。 当時の結婚適齢期を考えれば、古代における30〜40代は 長老の域に達していると言っていい。 が、私がブログで問題にしているのは、 それとは全く違う点だ。 「女性天皇=生涯独身」を自明のこととして、 愛子さまにはそんなこと「道義的にも人権的にも言えない」 としている葛城奈海氏の言説。 代替案として彼女が出しているのが、 旧宮家の生まれたての男子を養子にする案。 ①そもそも過去の女性天皇が独身だったからと言って、 愛子さまが即位されたら生涯独身を貫かなくてはならない、 という理由がわからない。 男性天皇なら結婚できて、女性天皇ならできないの? なぜ? ②葛城氏はその当然持つべき疑問をすっ飛ばして、 「生涯独身でいろなんて、そんなかわいそうなこと 私は言えないわ」(だから女性天皇に反対)としながら、 平然と「生まれたての男子」を養子に出せと言う。 これは道義的・人権的に問題ではないのか。 あまりに矛盾しているんじゃないの? というのが、このブログの主題である。 谷田川はブログ全文を読んでいないのだろう。 この主題には一切答えず、 「どうして自信満々に間違うのか」について、 持論を展開している。 「笹はなぜこの程度の知識で自信満々にいられるのか。 かなり専門的に勉強しているならわかるけど。 そうではなくて、自信満々なのは、 ゴー宣道場でしっかり洗脳を受けているから」 出た、洗脳!! 安易だね〜。薄っぺらいねぇ。 なぜ谷田川は、私が専門的に勉強していないと 決めつけるのかな? なぜ洗脳だと断言するのかな? 女でも主体的に物事を考えて、 自分の意思で発信する人間はいるんだよ。 それなりに勉強して、人の意見にも耳を傾けて、 でも最後は自分の常識力で物事を判断する女もいるの。 男系血統原理主義者には理解できないかもしれないけど。 学歴バカ、偏差値バカ、専門バカなど、 世の中にゴマンといるわ。 ついでに男系血統バカもね。 常識がないと、そうなるね。
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