お盆休みはありません!
小林よしのりライジングVol.444
配信です!!
今週号のタイトルは
「ウクライナから台湾へ?」
ウクライナで起きている戦争を、
「日本と無関係の遠い異国の出来事」と
言い放った知識人(?)がいるが、
とんでもない!
もしもロシアがウクライナ侵略を達成し、
国際法秩序の破壊に成功したら、
中国は迷わず台湾を侵攻するだろう。
ウクライナと台湾は、非常に密接に
関連しているのだ。
そんな中、米国のペロシ下院議長が
台湾を訪問し、中国はその「報復」とばかりに
台湾近海で軍事演習を行った。
そしてそれに日本の林外務大臣が「懸念」を
表明すると、中国は
「日本は台湾問題で歴史的な罪を負っており、
とやかく言う資格はない」と言い放った。
過去に台湾を「植民地」にしていた日本は、
台湾について発言する資格がない?
とんでもない!!
歴史的に見て、台湾についてとやかく言う
資格がないのは中国の方である!
今回は台湾を巡る中国との
歴史認識戦争!
そしてここにも、ロシア・ウクライナ戦争と
共通していることがある!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「男尊女卑に血の穢れ
…それ、いつの時代ですか?」
大盛況開催中、
男系固執派「論破祭り」連動企画!
問題の『そこまで言って委員会NP』に登場した
男尊女卑・トンデモ発言の中でも、
やはり女性でありながら男尊女卑に加担する
倉田真由美、山口真由の二人を徹底批判!!
本当は皇統問題なんか何ひとつ興味がないくせに、
テレビに出て偉そうなことを言いたいだけで
「今の日本人には女性天皇はまだ無理」と、
勝手に全日本人に対してマウントをとった
倉田真由美。
単なる学歴秀才が、あろうことか
竹田恒泰の本を「教科書」にして丸暗記し、
女性の生理は「穢れ」だなんてヨタ話を
「この本に書いてあることだから正しい」と
披露して偏差値バカの正体をさらした
山口真由。
学歴バカにはできない、本当の学問!
「血の穢れ」という観念はいつどのように
日本に現れてきたのかを明らかにする!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…8月2日から3日にかけ、米国の大統領・副大統領に次ぐ「ナンバー3」といわれる下院議長、ナンシー・ペロシが台湾を訪問したが、それに対して中国は「報復」のように台湾近海での軍事演習を4日から9日まで行った。4日に行われた国際会議で、日本の林芳正外相が中国の軍事演習に「懸念」を表明したところ、中国の王毅国務委員兼外相が激怒。台湾の現状について日本の「歴史的な責任」を持ち出し「日本には発言する資格がない」と声を荒らげたという。今回は、この中国のイチャモンに対して徹底反論する!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…話題の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ/8月7日放送)「安定的な皇位継承とは?皇室と王室を考える!」を視聴した。なかでも、女性でありながら男尊女卑に加担する、典型的な“男系固執村”の村人と化した著名女性、倉田真由美、山口真由の両氏について書いておきたい。男尊女卑感覚や血に対する“穢れ”思想とは、そもそもいつの時代の感覚なのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…死に際して泰然としていられる自信はある?
コロナ治療薬が回ってきていないのが感染拡大の原因?
日本人はカルトに染まりやすいのでは?
ガリガリ君の新作が出たら試してみる派?
安倍元首相を暗殺した山上容疑者は死刑になる?
ルールとマナーは厳密にはどう違う?
糞口感染だとしたら、なぜ歯医者ではクラスターが起こらなかったの?
安倍氏は嫌韓ネトウヨと親和性が高かったのに、反日の韓国系カルト協会とズブズブだったのは一体どういうこと?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第473回
「ウクライナから台湾へ?」
2. しゃべらせてクリ!・第400回
「ぽっくん涙の土下座! これもそれもあれもどれも赦してクリ~!の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第267回
「男尊女卑に血の穢れ…それ、いつの時代ですか?」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記