昨日の「よしりん十番勝負」第二番にご参加の皆さま、設営の公論サポーターの皆さま、ニコ生でご視聴の皆さま、本当にありがとうございました!
すごい議論を目撃させていただきました。
このような真剣勝負の場に臆することなくお越しいただいた藤井聡先生、施光恒先生には、心から感謝と敬意を申し上げます。
しかし、この議論、聞いてて非常に疲れました。
第1部の終了時点で、グッタリしてしまいました。
「できる限りは男系で、万策尽きたら女系も」って、
とっくに万策尽きていることが、なぜわからないのでしょうか?
旧宮家系の国民男子に、皇族になる意思がある人もいないし、いたとしてもそれを養子に迎える宮家もないということも一目瞭然なのに、それがなぜわからないのでしょうか?
そもそも側室がなければ男系限定は不可能ということが、なぜわからないのでしょうか?
いや、お二人とも、「それはわかっている」というようなことを、何度もおっしゃいました。わからないはずがないのです。それなのに、なぜ「できるだけ男系で」に戻っていくのでしょうか? その堂々巡りが、本当に疲れました。
いわゆる「保守論壇」の「世間」が男系派だからでしょうか?
でも、「世間」で動く日本人の危うさについては、最初によしりん先生が話しましたよね?
それでも皇室よりも「世間」を優先するのでしょうか?
今回よしりん先生が明かした秘密、私も知らなかったことなので、本当に驚きました。
もうこれで決まりのはずです。
「承詔必謹」って、保守でも死語なのでしょうか?
国民が設計主義的に皇室をどうこうしようという発想はおかしいとよしりん先生が言っていたのに、藤井氏が皇室を「育成」すると言われたのには、耳を疑いました。
施氏が「男系カルトもいけないが、直系カルトもいけない」と言われたのには、本当に驚きました。
それって、価値相対主義ですよね?
昨日の議論を聴いて、つくづく「論理」って意味があるんだろうか?と思ってしまいました。
一度「コロナ脳」になっちゃった人には、どんなに論理的に話しても、一切通じません。
それと同様に、一度「男尊女卑脳」になっちゃった人には、どんなに論理的に話しても、絶対に通じないという経験は、今までに何度もしてきました。
藤井氏、施氏が男尊女卑脳になっていないことを願います。
日本の重要な問題を、よしりん先生が何もかも引き受けなきゃならないって、おかしいでしょう?
よしりん先生がいなくなったら、日本はどうなるんですか?
よしりん先生には、もっといろんな作品を描いてほしいんです!
よしりん先生の「アンパンマン」も見たいんです!
だから、信頼できる知識人がいてほしいんです。
後を任せられる人に出てきてほしいんです!
藤井氏も、施氏も、私よりも年下なんですから!!