わしの言論は命がけだ。
それが今の日本人には誰も分からんだろう。
オウムの暗殺計画からも逃れた大事な命だ。
命は価値そのものではない。道具だ!
大事な道具を使い切って死にたい。
皇室の消滅を案じての「公」のための言論を、
産経新聞のメンツを守るという「私」的忖度で
封じられるようじゃ、わしの命が無駄に消費される。
いざという時の覚悟をするために、綿密な計算も必要だ。
プーチンみたいに、自分を過信して戦争してはならない。
ライジングで漫画ゴー宣をやるなら、月額1500円で
SPA!の原稿料はペイできると、秘書みなぼんは
はじき出した。
果たしてこの値段で購入を継続してくれるかどうかだ。
値段が上がって購読者が減れば、損失が出る。大冒険だ。
だが、漫画ゴー宣が毎週読めるとなれば、むしろ読者は
今より増える可能性もある。賭けだ。
ただし、雑誌から入ってくる新規の読者はいなくなるか?
それは単行本で掴めばいいのでは?
雑誌で描かないわけじゃない。
FLASHでは描いているし、関係は良好だ。
ライジングで連載すれば、SPA!を発売していない沖縄に
まで、同日に一斉に配信できて、ゴー宣の読者は
増えるのではないか?
写植指定は秘書みなぼんがやっているのだから、
コンピュータでやれるだろう。
ウクライナ戦争も、もう原稿は完成しているのだから、
明日にでも配信できる。
カードをどれだけ持っているか?
そこを知っていれば、交渉に有利に働く。
何度も何度もネームの修正、絵の削除を迫られて、
黙って従っていたら、魂が腐る。
小林よしのりの創作者としての価値を分かってくれる者は
必ずいるだろうし、まだまだ商売になると算盤を
弾いてくれる者だっているだろう。