軍トリ#67のご感想を 関東サポーター・ふぇいさんから いただきました。 *〜*〜*〜*〜*〜*
遅くなりましたが、 笹幸恵の軍事トリビア#67 清沢冽『暗黒日記』を読む ~戦時中、冷徹な観察眼を持ち続けた人 拝見しました。 戦中の様子がどんなだったのか垣間見えて、 それでいて今の様子と言葉は違えど大して変わらないじゃないか 同じことを繰り返していると思う次第です。 丸ビル防空演習のくだり 夏場のマスクを考えていたら、 笹先生と意見が合ってなんかよかったです。 今回の軍トリを拝見してとても感じたことは、 本当の知識人が何を考えていたか。 清沢氏は、当時の軍国主義や日本の政策、 流される・一定の限度を超える日本人を 辛辣に批判しています。 しかしながら、現代の「知識人」が言ってるような 「戦うな」「早く降伏しろ」「国をまもろうとして命を落とすのはよくない」 といったようなことは日記に残していないことです。 (ごく一部の紹介とのことですが、おそらくないと思っています) この部分が戦前と「戦後民主主義」との決定的な違いなのかなと、 堕落の底が抜けてる証拠かと感じました。 ありがとうございました。 *〜*〜*〜*〜*〜* ふぇいさん、いつも視聴してくださり ありがとうございます。 清沢は戦争について批判的ではありますが、 現代の「知識人」のような生命至上主義者ではありません。 好戦的で居丈高となった文化人や軍部を批判し、 都合のいいことにしか耳を傾けない国民の無知と 低劣さを批判しています。 総じて、我が国の思考停止っぷりを嘆いているのです。 この人間の業とも言うべき部分に焦点を当て続け、 流されないところが、この人のすごいところ。 戦後知識人とは次元が違う、と言わざるを得ません。 笹幸恵の軍事トリビア#67 清沢洌『暗黒日記』を読む 〜戦時中、冷徹な観察眼を持ち続けた人