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笹幸恵
2022.3.18 10:48皇室

愛子さま記者会見

昨日の愛子さまの記者会見、
心が洗われるような思いで拝見した。
メモに目を落とすことなく、
少しはにかみつつも丁寧に、
そしてユーモアを交えてお話しされていた。
無粋な想像ながら、きっとたくさん練習されたのだろうし、
お言葉も練りに練ってこられたのだろうと思う。

サーフィンボードに、天皇皇后両陛下とともに乗って
ひっくり返ったなんてエピソード、
まざまざと情景が思い浮かんでしまった。
何と微笑ましいことだろう。

まだ二十歳の女性が、あのような場で、
凛としたお姿を見せてくださること
そのものが奇跡的なことだ。
愛子さまが皇太子に、
そして天皇になってくださったら、
それ自体が日本の将来の希望となる。

男系原理主義者は、それでもなお、
「女だからダメ」と言い続けるのだろうか。
ただ、女だというだけで。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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