「ゴー宣道場」に参加する人たちは、常識的で、
日々の身の回りの様子のことも、
目の前で話している人物の様子もじっと見て判断していて、
なおかつ、皇室、日本の将来、子どもたちのことを真剣に
考えている人ばかりだから本当に貴重だなと思う。
「まん~えん防止法」なんかなんのこっちゃら、
皇統という重要テーマに大勢が集結して、
リーダーのもと、滞りなく設営を整え、議論のための土台を
作ってくれて、最後まで熱心にメモをとりながら勉強し、
場外乱闘では思い切り楽しむ。
こんな集団、ほかにないと思う。
小林先生がライジングに書かれているけど、
ネット上では、コロナにおいてはかなり良い発言や、
論文の読み下しなど毎日熱心にやっていた人たちが、
「反マスコミ」「反メディア」でいきり立って、
プーチンの飛ばしたデマを信じ、ウクライナをナナメに見て、
あーだこーだケチをつける見事な陰謀論者になっていて、
あまりのすごさに驚愕。
こりゃつける薬ないな、としか思えず、唖然としてしまう。
「ネットばかり見てるから、こんなことに……」
と言いたくなるけど、コロナの情報戦に関しては、
ネットから海外の論文やデータなどを仕入れるしかなく、
「ネットばかり」になってしまうのが当たり前でもある。
結局、ネットを「使って」いたはずが、思い上がって、
飲まれてしまうんだろうね。
報道を疑う姿勢は大事だと思うけど、
「アンチマスコミ」
「自分はネットで真実を知っているんだ」
というのは中2病だと思う。
中2病ってのはね、不安定な思春期の精神状態で、
自己顕示欲、劣等感、幼児性などがからまって、こじれてしまい、
空想的な物語に浸って、自分を強く見せたり、偉く見せたり、
すべてを知った者と思いこんだりする態度全般のことを言います。
陰謀論者が好きな、世界を牛耳る「ディープステート」という
のは、「QAnon」というトランプの過激な支持者たちが、
ネット上で作っていたビデオに出てきた設定だよね。
ヒラリーもオバマも闇の組織・ディープステートの一員で、
人口削減や人身売買にかかわっている、
その闇の組織から世界を救うために現れたのが、
救世主トランプなのだー!!
みたいな。
しまいに、それらの妄想に影響された人間が、
ピザ屋が人身売買の事務所になっていると信じ込んで、
襲撃するという事件も起きていたよ。
オンラインばかりになったら、ますますそんな人間が
増えるのではと思えてくる。
道場終了後の場外乱闘で、
ネットで見つけたウクライナ陰謀論者の様子について話したら、
みんな「そんなバカな」と爆笑していた。
あれが正常な感覚の人たちだと思う。