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倉持麟太郎
2022.3.12 11:02

私権制限の前にできること~診療拒否天国、ニッポン

今週のクソすばは『不思議のクニの医療崩壊』として、「病床大国」のはずが、なぜ毎回毎回医療崩壊や病床ひっ迫を叫ぶのか、2類→5類問題を改善しても結局何も変わらないという現状を、医療経済論が専門の高久玲音(一橋大准教授)氏とデータから分析しました。

 

医師法には応召義務があり、診療しなければいけないはずなのに、「正当な事由」があれば拒否でき、特措法や感染症法、尾身氏のあの地域病院機構の根拠法にも診療の協力を要請することができるのに、「正当な理由」があれば拒否できるという「正当な理由」ガバガバ問題。

一方で飲食店が「雇用の維持」のために要請に従えないのは「正当な理由」にあたらない「正当な理由」ダブルスタンダード問題。

 

400床以上ある病院でコロナ患者を受け入れてない病院が4割近くあり、国立・公立・公的病院にいたっては55%が受け入れてない(!)

コロナ禍でも患者を受け入れた病院は平時からも救急車の受入率が高いとか。

なんでこんな断り天国なっとんねん。

そこには、診療報酬制度や地域医療構想といった、戦後の制度の問題がありましたとさ。

私権制限の前にやるべきこと、政治を選択する視座も提供したつもりです。

是非ご覧ください!

※高森先生にも「面白かった!」といわれて嬉しい☆

動画はコチラをクリック

https://youtu.be/gaOTyOa78Qg

 

倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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