わしは陰謀論が嫌いだ。
コロナはビルゲイツの人口削減計画とか、全然信じて
いない。
ワクチン懐疑派の足を引っ張るなと言いたい。
重大問題を論じるときには、「信用」が大切で、いくら
政権が「デマ」と決めつけても、着々と「信用」を獲得
していくための論理構築力と粘着力とが必要だ。
信用を失うのはあっという間だが、信用を得るには
時間がかかる。
「信用」を失わないように、情報を選別するために必要
なものは結局、「常識」しかない。
常識のアンテナが錆びてしまえば、陰謀論に騙される。
わしがツイッターをやらないのは陰謀論に巻き込まれ
るのがウザいからだ。
何らかの事件や問題が起こったら、わしはまず本を読
んで勉強することから始める。
アフガン・イラク戦争のときもいわゆる専門書を読み耽っ
たし、コロナのときもウイルスと免疫の本を読むことから
始めた。
昨日、『ゴー宣』第160章のコンテを上げて、ウクライナの
歴史の勉強を始めた。
紀元前1500年からのキンメリア人、そして次に紀元前
750年~前700年頃の黒海北部を支配したスキタイ人
あたりからの歴史を押さえておきたい。
ウクライナとロシアの関係性も押さえて、もともと国家が
なかったウクライナ人にナショナリズムがあるかどうか、
いつ芽生えたのかは重大な問題だ。
あらためて「ひまわり」を見たが、映画も背景になる当時
のニュアンスを感じるためには役に立つ。
わしは陰謀論が嫌いなので、寄せ付けない。
国連で承認された主権国家に軍事侵攻するのは、
国際法秩序を侵す愚挙であるし、クリミア併合で味を
しめたプーチンは歳をとってついに狂ってきた。
プーチンはもうおしまいである。