オミクロンってとっくに市中感染が広がっていて、
元気な人は元気なままでいる、ということも考えられるのでは
ないのかなあ?
オミクロンのゲノム解析なんて、ここ最近はじまったのだから、
後追いで感染者を発見してるだけ、
来年の春ぐらいになって「オミクロン、11月には市中感染していた」
なんて判明したりして。
オミクロンに乗じて、ブースター接種、5~11歳の子どもに接種、
とまたすごい圧力がかかりはじめ、
「海外では入院者の8割は未接種者」
「未接種者は人口の10%程度なのに、入院者のうち未接種者は40%」
などなど言われているけど、この手の言説が、以前からずっと
ペテンに聞こえて仕方なかった。
だって、コロナの重症者・死者のパーセンテージは、
世界的に見ても、圧倒的に高齢者に偏っているわけですよね?
100人の90歳の老人がいたとして、
80人が接種して、そのうち10人が重症化すれば、重症化率12.5%
20人が未接種で、そのうち10人が重症化すれば、重症化率50%
数字だけ見れば、たしかに未接種者は4倍重症化しやすいと
言えるけど、
未接種者20人の老人が、全員「反ワクチン」で、意思を持って
接種してないのかと言えば、そうじゃないと思うわけです。
●ワクチン接種することが危険で、打つに打てない身体の状態
●そもそも重症化リスクを複数抱えた年齢層
●人生の終末期を迎えている状態 …etc
などなど、未接種の高齢者は、重症化率を底上げする要素を
もともと複数抱えている層なのでは?
そんな背景を無視して、「打たない奴はこうなる」と恐怖を煽り、
脅すために利用するのはえげつないし、
こういった高齢者の重症化率を、ほとんどが無症状・軽症で済む
若者や子どもにまで大雑把に当てはめて、ワクチンを強要するのは
非科学的かつ犯罪的なウソだと思いますが。
フランスでは、ブレイクスルー感染で重症化した人を、
「1回目接種後、2回目の接種まで5~6週間あけていた人」と
言っているそうだけど、それもまた、
「ちゃんと接種しなかった、いい加減な人」という印象を
植え付けようとする差別的なやり方ではないかと考える。
だって、ワクチン接種したい人の立場に立ったとしても、
2回目まで期間が空いたのには、人それぞれいろんな事情が
あるわけでしょう?
●1回目接種であまりに激しい副反応が出たので敬遠した
●接種後、体の不調で寝込んでいた。それによって抵抗力も落ちた
●貧困移民層で、健康状態良くないが、副反応で倒れたら
一家が食べていけないのでワクチン敬遠
フランス特有の事情がもっとあると思いますが、
私でもこのぐらいはすぐに思いつきます。
大雑把すぎる数字で、子ども・若者・元気な大人まで、
まとめてワクチン強要するのは人を騙すペテン、詐欺です。