ゴー宣DOJO

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第11回 2011/2/13(日)

テーマ:「若者の現実と夢」

  • 第11回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・前編

    お待たせしました絵文字:重要

    よしりん先生に
    登場してもらいまーす絵文字:笑顔絵文字:音楽



     

    今回もアンケートの一部に
    回答してみようと思います。
    しかし設営隊の副隊長が
    連れて来てくれた娘さん、
    可愛いかったなあ。
    今回門弟になった
    12歳少女も可愛いのなんの・・・。
    13歳少年も可愛いんだよなあ。
    わしってもう
    おじいちゃんになったのかなあ?
    わしも子供を作って
    平凡な人生を送るという、
    もう一つの人生の可能性も
    あったんだけどなあ。
    16歳の高校生も
    参加するようになったし・・・。
    今回最も多かったのは
    20代の若者たちでした。
    子供から90歳代の方までが
    「公論」のために集まる
    「ゴー宣道場」って、
    明るいよなあ。

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    ◆ 千葉ニュータウン出身の彼が夢を語ってくれて、
         リーダーシップが取れる若者なので、頑張ってほしいと思いました。
         自分がいい環境を選ぶのではない、いい環境を作っていく志を感じました。
         今回購入した『ゴー宣道場』の本、よしりん先生の裸の後ろ姿が
         描かれていて、「大当たり」でした絵文字:重要絵文字:重要(41歳・介護施設勤務・男)

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    180人の参加者に対して、
    サイン本120冊はいくらなんでも
    多すぎると思っていましたが、
    完売したそうです。
    ワック出版、やるよね〜〜〜〜〜〜絵文字:音楽

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    ◆ 私は高卒で、しかも学校に来た求人から1社のみ受け、
         即就職が決まった恵まれた者です。今から8年前のことですが、
         それと比べ、今の大学生の大変さはすさまじいと思いました。
         フリーターは基本的に実家に暮らしてないと難しいと思います。
         高卒への不安が大学進学、大学の需要の増加に繋がっていると思います。

         (25歳・会社員・男)

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    文科省が大学を作りすぎ、
    大学進学率が急上昇したから、
    今の就職難になっただけであり、
    企業が新規採用を減らしたからではない

    ・・・という意見があります。
    こんなウソはすぐ見破れます。
    その増えすぎたと
    言われる大学生が、
    中卒か高卒で
    社会に出ていたら、
    就職先はあったのでしょうか?

    そんなはずはありません。

    グローバリズムで
    生産ラインがとっくに
    中国に移っているのですから。

    だから高卒では不安になり、
    大学に行きたくなるのは
    自然なことです。
    ではそうやって増えた大学生は
    ホワイトカラーになれるのかと言えば、
    それも無理なのです。
    企業は確実に
    新規採用を減らしている上に、
    外国人まで
    採用し始めましたから。
    高卒で1社のみ受け、
    即就職が決まったなんて、
    あなたは実に恵まれていますよ。

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    ◆ 今日の大学生がここまで考えて就活をしているとは思いませんでした。
         リクルートスーツが地味で暗いという意見が多々ありましたが、
         自分は引き締まっていて格好良い感じがしました。
         (16歳・高校生・女)

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    16歳の女子高生か絵文字:重要

    顔見たかったなあ。
    話しかけて来てよ。

    会場全体が
    「リクルートスーツがみんな
      没個性的でつまらない」
    という空気に支配されていたのに、
    自分の感性をはっきり書いてくる
    こういう態度はとても良いよ絵文字:重要
    わしも若い頃は
    学生服が嫌いだったけど、
    制服的なものの美を
    わかるようになってきたね。
    別に変態マニアじゃないよ絵文字:重要
    軍服なんかも
    凛々しくてかっこいいし、
    ナースの姿も
    萌えちゃうんだよね。

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    ◆ 「自己分析」という言葉はよく聞きます。しかし堀辺師範が仰った
         「自己規定」という言葉は、より積極的で厳しい意味が
         込められているように感じました。今しか思想出来ないことを、
         しっかり考えて行動していきます。(21歳・大学生・男)

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    堀辺さんらしい、
    堀辺さんゆえの話だったな。

     

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    ◆ 新井さんの魅力がすごく伝わってきました。
         楽しかったです。(27歳・学生・男)

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    就活がうまくいかなくても、
    魅力ある学生はいるでしょう。
    3社のみに絞って
    人間関係を作れば成功するとか、
    50社受けたから失敗するとか、
    そういう単純な話ではない。

    コネ(世間・共同体)を持つ者、
    コネを作り得た者は幸いですが、
    あいにくコネを持たない者、
    作り得ない者も
    多数出現して来たのが
    近代化された社会です。

    就活についての運動をやっている
    早稲田の学生に聞いたところ、
    最近はコネも役に
    立たないらしいですけどね。

    今回はニコニコ生放送で、
    映像が映らないトラブルが発生し、
    ラジオのように音声だけは
    聞こえていたようですが、
    その画面に書き込まれる言葉は、
    「新井さんの聡明さ」に
    感心するものが
    多かったそうです。

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    ◆ 非常に先生方との距離が近く、道場の雰囲気は素晴らしいもの
         だったと思います。もっと早い段階から参加したかったと
         心の底から思います。
         「就活」については、今後少子化で労働力の低下が懸念される中で、
         どうしてこんなに就職が難しい状況が生まれるのか、
         何か「短期」の視点しか持てていない気がします。(24歳・会社員・男)

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    「即戦力」しか欲しくない、
    新卒者を育てる余裕はない
    というのが、企業の本音でしょう。

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    ◆ 私には今の大学生は昔よりも、人間的にも能力的にも高いのでは
         ないかと思えてなりませんでした。
         「ミスマッチ」というどうにでも取れるような言葉で本音が隠されているだけで、
         人を育てる余裕が企業になくなってしまったためだけのような気がします。
         大学生たち、頑張れ絵文字:重要(39歳・会社員・男)

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    「ミスマッチ」という部分も
    いくらかはあるでしょう。
    ですが中小企業が本当に
    今年就職が決まらなかった若者を
    全部受け入れてくれるのかと言えば、
    わしは無理だと思っています。
    全体の産業構造の変化を見なければ、
    木を見て森を見ない類いの説に
    陥ることになってしまいます。
    生産ラインが
    中国や東南アジアなどの
    新興国に移ってしまっている上に、
    国内のホワイトカラーですら、
    中国やインドの若者に
    奪われ始めています。
    「ミスマッチ」は、
    グローバリズムの現状追認のために、
    流布された言葉ではないでしょうか?
    日本の過去の戦争の原因を、
    国内にだけ求めようとする、
    まるで左翼の歴史観(タコ壺史観)
    のようです。

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    ◆ 新井さんのように自分の考えをテキパキ話せることはスゴイことだと
         思いましたが、自分が面接担当だと扱いにくいと思うかもしれない。

         (31歳・保育事務・男)

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    今回のアンケートを読むと、
    新井さんの頭の回転の速さに、
    素直にすごいと感じた人が
    多いのですが、
    たまに上のように
    違和感を感じたと
    表明する人がいます。
    女性でも
    「若者はもっとやんちゃで
     いいじゃないか」
    とか言う人もいます。
    わしは子供だろうと、
    若者だろうと、いくらでも
    優秀な方がいいと考えます。
    他人を自分より劣位に
    置いておきたいと願うのは、
    心が狭いなあと思います。
    面接官には
    もっとバカな振りをせよと、
    新井さんに教えるべきでしょうか?
    しかし新井さんは公明正大で
    嘘が嫌いな人です。
    同時に生意気ではなく、
    すごく素直な人です。
    グローバリズムと言いながら、
    頭の回転の速い女性を
    受け入れない企業というのも
    矛盾していると思うのですが。

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    ◆ 東トルキスタン出身の方の話は、やはり心に響いた。
         志を持つということは、どの世代の人にも通じる話だと感じた。
         (39歳・会社員・男)

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    トゥールさんには
    毎回来てくれるように
    頼みました。

    よきアドバイザーとして。

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    ◆ 前半の就活についての話から後半の若者の夢について
         幅広い意見が聞けて良かった。
         また小林師範や有本師範の若い頃のエピソードはとても面白く、
         参考になった。
         「朝まで生テレビ」のような討論番組や、保守や左翼の同調圧力の強い
         イベントと違って、パネリストと参加者が互いの意見を尊重しあって、
         皆で「公論」を作ろうという姿勢に感動した。

         (22歳・大学生・男)

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    「朝まで生テレビ」の
    レベルの低さはすさまじいからね。
    「ゴー宣道場」を
    裏番組でぶつけたら、
    あっという間に
    視聴率でも勝てるのにね。

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    ◆ 小林先生の仰る「教育は平凡への強制だった」という言葉に
         完全に賛成します。私は世の中は出る杭を打つような社会で
         いいと思います。そのような社会でも飛び出せる人は
         飛び出せばいいと思う。教育者の側が個性だ、特別だと
         言ってはいけないと思う。
         為政者は市井の民が平凡に暮らせる世の中を築き上げる為に
         尽力してほしい。今の世の中の人々に知って欲しいのは
         「平凡な人(社会の歯車)」になるのは、何ら悪いことではないということです。

         (29歳・会社経営・男)

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    わかってくれて嬉しい。

     

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    ◆ 中小企業(関連企業を合わせ30人ほど)に勤めていますが、
         小林先生がおっしゃる通り、中小企業は人を育てる余裕がなく、
         即戦力を求める傾向が強いので、大企業を目指さずに、
         中小企業にすれば良いというほど単純ではないと思います。

         (43歳・会社員・男)

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    でしょ?
    現場からの報告、ありがたいね。

     

    わしだって一応、
    零細企業の経営者なんだよ。
    正社員全員に、
    給料・ボーナス支払うの
    大変なんだから。
    よしりん企画の収益は、
    前年度比割れなんて
    しょっちゅうです。
    それでもボーナスは
    必ず出せるように、
    税金はなるべく多く払えるように、
    スタッフが休みの日も、
    わしは必死で働いています。
    その上で、
    「ゴー宣道場」によって、
    「国」と「公」を一致させるために、
    時間と金を注ぎ込んでいるのです。

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    ◆ 有本先生の「20年後はどうなっているか全くわからない」という
         本来ならば焦りを感じさせる発言が、今の若者にとって
         どれだけ励みになったか想像に難くありません。
         また東トルキスタンの方の発言を聞いて、いかに日本がまだまだ
         恵まれているか、いかに自分の考えがまだまだ甘いかということを
         再認識致しました。毎回、非常に勉強になります。
         これほどの興奮と感動を与えてくれる場は世界を探しても
         ココだけだと思います(笑)。(26歳・自営・男)

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    ありがとう。

    あなたのような感想があれば、
    わしの苦労も報われます。

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    ◆ 就活問題に特化してミニマムな話になってしまうのかと
         思ったのですが、近代日本の抱える様々な問題の中の
         一つとして見ると、社会全体の将来に関わる大きな問題
         なのだと改めて重要性に気付かされました。
         よしりんが公務員と漫画家の間で心が揺れたこと、
         それをお父上に相談したことを恥ずかしいと感じたこと。
         有本さんの自由と規制の話、敵がいて倒していくゲーム感覚を
         持ってほしいという話。堀辺さんの有機体である社会で歯車になる、
         どんな歯車になるのか選んだら必死で戦わなくてはいけない
         という話が心に残りました。(36歳・会社員・女)

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    就活問題って、
    小さな問題ではないんだよね。
    働きたい者が働けない、
    税金を払えないなんて、
    国家の大損失なんだよ。
    現場を持たずに
    夢を語っても虚しいでしょう。

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    ◆ 私も非正規で働いておりますが、正直、いつも正規社員で
         働けたらと思っています。不安定であることはもちろんですが、
         世間の目も気になってしまいます。そんな自分の現状を、
         自分に力が足りないからだとか、学生時代に怠けていたからだ
         とかいう風に、自分を責める方向で考えてしまいがちですが、
         新井さんや小林先生の話を聞いて、もっと世の中の仕組みなども
         眺めてみる必要があると思いました。昔の社会の仕組みと、
         今のそれが大きく変わっていることは間違いないからです。
         そういう意味で小林先生が「置かれている状況を客観的に
         見る必要がある」と仰っていたのは、とても印象的でした。

         (31歳・日本語教師・男)

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    何でも社会のせいにしろ
    ということではないんだな。
    社会に疑問を抱かせずに、
    自己責任に還元させて、
    若者を上から目線で
    説教する大人は信用するな絵文字:重要
    とわしは言いたいね。

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    ◆ 現在65歳になる父はよく「今の若い人たちは甘えている」と
         口にするのですが、「金の卵」と言われた世代と、今の世代では、
         取り巻く環境が違いすぎるのに、今現在の視点ではなく、
         過去の視点で今の50代以上の人たちは、現在の若い世代を
         評価しているのが多いように思います。(33歳・会社員・男)

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    スーダラ節を知ってますか?
    「ちょいと一杯のつもりで飲んで、
     いつの間にやらはしご酒絵文字:音楽
    60代以上のサラリーマンは、
    気楽な稼業だったんだよ

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    ◆ アメリカの価値観には抵抗があるが、大学の4年はやはり
         学びの場であるべきだと思う。即戦力を求めるあまり、
         日本の経済発展を支えた日本式の人材育成をする手法を
         捨ててはならないと思う。(24歳・学生・男)

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    実学だけが
    大学の学問でいいのか?
    というのがあるね。

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    ◆ 初回参加だったが、第一部の熱気に圧倒されてしまった。
         結構な頻度で笑いが起こるが、ひしひしとした雰囲気があり、
         それがこの「ゴー宣道場」の魅力だなと思った。
         正直4時間はすぐに過ぎてしまって、「え?もう終わり?」と感じた。
         (16歳・高校生・男)

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    今回は1時から4時までだから、
    3時間だったんだね。
    笹さんがわしの隣で、
    まもなく4時と
    時計を指差したとき、
    わしはあせったね。
    わしとしては全然、
    時間が足らなかった。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 新井さんは旧態依然とした日本企業より、負の面はあるが、
         外資系の企業の方が真価を出せると思いました。
         「何のために大学に入るのか?」この問いに明確に回答できる
         学生がどれくらいいるか、自分を考えても身につまされる思いだった。

         (27歳・会社員・男)

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    人材を外資系に
    奪われるのはな〜〜〜。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 先輩に当たる方々の体験談はタメになったと同時に、怖くなった。
         結局、就活を頑張ろうと思っても、「頑張りようがない」というのが
         わかった(笑) 私も新井さんのように、家で寂しく文学に浸るような
         人間なので、これから覚悟したいと思う。
         今回のみなさんの話が、若者である私たちに対して、
         優しい意見が多かったのが、少しびっくりした。
         マスコミの報道や記事、専門家の見解などでは、この今の就活の
         困難はすべて若者がバカなせいだと言っているので。

         (21歳・大学生・女)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    わしはバブルの頃の
    若者は嫌いだったけど、
    今の若者は好き。

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    ◆ 有効求人率が充たされているのに、100社受けて落ちる理由が
         やはりわかりません。
         何か数字のトリックがあるのではないかと感じています。

         (33歳・会社員・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    まず100社というのは
    エントリーした数でしょう。

    その時点で
    落とされることもありますが。

    エントリーしただけで、
    説明会にはいかないという
    学生もいるようです。
    しかし新井さんのように、
    実際40社か50社くらい
    受験したという学生は
    ざらにいるはずです。
    「中小企業への就職口は山ほどある」
    なんてバカなことはありません。
    それなら学生たちは焦らずに、
    中小企業も含めて
    のんびり就職活動やってりゃ、
    いずれどこかの会社に
    必ず入れることになってしまいます。
    産業構造の変化から
    目を逸らす情報操作に
    安易にのってはいけません。
    グローバリズム派は
    そうやって常に
    情報操作を行っているのですから。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 先生方が夢を持てたのは、「志」と「平凡への保障」があったから
         だと思いました。私は今、明確な夢がないので、まずは
         平凡とは何か?志とは何か?を考えていきたい。
         今回のテーマをもう一度、深く掘り下げてほしいです。

         (20歳・大学生・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    わしは「非凡」な人生を
    送ることになってしまったけれど、
    「平凡」な家庭の出身ですから。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 有本さんの厳しくも愛のあるコメントが良かった。大学生は
         救われるように感じたのではないか。人を評価するなんて
         あいまいなものだというのは本当にその通りだと感じた。

         (29歳・公務員・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    有本さんが若者を
    恐怖のどん底に
    突き落とすのではないかと、
    心配で睡眠不足になったが、
    優しかった絵文字:音楽  優しかった絵文字:音楽

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 大学生の期間の三分の一は就活に費やされる状況は、
         枠組みから変わって欲しいと思います。(56歳・派遣社員・女)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    3年から就活は異常ですよ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 有本師範の一言、「中小企業が新人を雇うのは、命がけである」は
         印象に残った。(33歳・会社員・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    本当だなあ。
    それが実態だよなあ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 私の現場の感覚としては、まず新卒=リスクが高いし、
         育てる余裕もないし、どう育てて良いかもわからない
         というのが正直なところです。(33歳・会社員・女)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    これも現場の感覚なんだね。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 小林先生、有本先生の具体的な自分の話を教えていただいたことが、
         とても有難い。高森先生の「教示」するような話し方は、教師がら
         プロでさすがだと思った。笹先生はいつも立ったまま司会進行に
         努めておられて感謝の思いです。(34歳・高齢者介護・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    予定調和が全然ないから、
    司会の笹さんも大変だと思うよ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 始めて参加しましたが、これほど内容が濃い話になるとは思わず
         興奮しました。手汗がひどくて大変でした。3時間が短く感じました。

         (20歳・学生・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    初参加の人の
    こういう感想は嬉しいね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◆ 若者の夢、希望について、小林先生の言った通り、「平凡」という
         セーフティ・ネットがないとダメだと思いました。平凡というものを
         否定していった結果、「夢・希望」が現在の日本にとって
         「平凡」になってしまったと思います。今の時代に必要なのは
         「平凡の強制」だと思いました。(26歳・介護士・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    お見事絵文字:重要

    まさにわしが
    伝えたかったメッセージです。

    やっとアンケートの
    半分まで読んで、
    その一部を紹介し、
    回答しました。
    ものすごくくたびれるな。
    そろそろ仕事に戻ります。
    また残りの半分の
    回答をするでしょう。
     
     
     
  • 第11回 よしりんと道場生(アンケート)の対話・後編


    お待たせしました絵文字:重要絵文字:キラキラ

    『第11回・ゴー宣道場』
    「若者の現実と夢」
    について、
    よしりん師範と道場生の対話、
    後編をお送りします
    絵文字:重要絵文字:笑顔



     

    2月13日の「ゴー宣道場」後の
    アンケートに応える第2弾です。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 就職論になるのかなと危惧しましたが、若者の定義に入り、
         きっちり希望を照らせていたと思います。特に小林先生の
         「平凡でいいじゃないか。大企業志向は当たり前じゃないか」
         という言葉に安心を覚えました。
         自分自身、特にやりたいこともなく、大企業に就職しましたが、
         組織に入ってそれなりにやりたいことをやって充実した毎日を
         送っています。(30歳・会社員・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    若者が大企業志向
    ということ自体を批判するのは
    筋違いでしょう。

    特別な才能や、
    冒険的な野心を持つ若者なんて
    全体の1割もいないだろうし、
    結婚して子供を産んで
    家族を作って、平凡でいいから
    穏やかに暮らしたいと願う、
    全く健全な普通の若者が
    「将来不安」を抱えている
    という現実を
    無視してはなりません。

    しばしば大した夢や
    野心も持ってない大人が
    「若者よ、夢はないのか?」
    などと偉そうに
    説教垂れてる姿を見ると、
    わしは笑っちゃいますね。

    わしは57歳になった今でも
    夢と野心がありますが、
    えらそうな大人どもは、
    それを持ってるのですかね?


    「今、夢も野心もないやつは、
     若い頃からなかったはずさ絵文字:重要
    と言ってやりたいですね。


    いい年こいて
    今でも大人にむかむかしてる
    わしって普通ではないです。

    了解してます。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 質疑の時間「今回は若者の現実と夢というテーマだったが、
         就活論になってしまっている」という意見があったが、
         若者の夢を考えるに当たって学生の就職は直近の課題なので、
         ある程度、就活論になるのは問題なし。
         ただし「若者の現実と夢」という議題に対して答えが出せたかは
         ビミョーなところ。終盤の有本さんや高森さんの「人生何があるかは
         わからないから前向きに」というのが一つの答えだとは思うが、
         しかし解せないのは新井さんはなぜ内定を得られないのだろう?
         先生方は「こんな素晴らしい娘をなぜとらないのでしょう」と言うし、
         私もそう思うが、その原因・理由を掘り下げれば、就活中の学生に
         足りない決め手や、反対に現在の日本の採用システムの問題点が
         見えてきたのかもしれません。(24歳・大学院・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    なかなか鋭いことを書く若者だな。

    「就活論」と「若者論」を
    切り離して論じても
    意味がないです。

    アフリカの飢餓にあえぐ
    民衆の前で
    「若者論」をぶち上げても
    意味がないでしょう。

    若者の活力は
    退路を断つという覚悟で
    漲らせる者もいるが、
    多くは夢破れた時の
    平凡の保障があって
    生まれるものです。

    将来不安が大き過ぎれば、
    まず確実に食っていく道が
    直近の問題となるのは
    当然でしょう。

    現在、未就職の若者の存在は、
    国家としては必ず
    社会保障の拡充に
    繋げざるを得ないのです。

    「就活論」は
    国家経済の問題であり、
    「国家論」です。

    そして
    労働と人間の本質は
    しっかり関わっていますから、
    「労働論」は
    「人間論」でもあります。

    それが既得権益の上に
    胡坐をかいている
    保守系のオヤジどもには
    わからないんだな。

    テレビを見てると、
    内定がとれない若者は、
    内定がとれそうにない
    顔をしていると(真実も偏見も込みで)
    感じるものです。

    では新井さんはどうだ?
    とわしは難問を出してみた。

    まさにこの大学院生が言うように、
    新井さんが内定をとれない
    原因・理由を掘り下げなければ
    ならなかったのです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 新井女史は国家公務員になって国際会議とかで、あのままに
         ズンズン日本の主張を述べて頂きたいです。フランスでは今も
         日本はマッチョな国というのが一般的な定説になっていますし、
         少なくともギャフンと言わせることが出来るのは間違いありません。
         堀辺先生の「大人」というものは「社会有機体の歯車」。
         「若者」というのはそれ以前の存在で思想や哲学を巡らせている存在。
         自分自身は歯車に所属することを自ら拒絶したアウトロー。
         しかしアウトローであるからこそ、自分への修練を課すことが日常的に
         要求される。近代でいう「自由」とは、社会の中の歯車になった上で、
         そのフィールドの中で個人として思想信教の自由を持つことに過ぎない。
         流石に体躯を使って訓練を積まれている方だと思いました。
         (46歳・日本映画字幕翻訳・女)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    わしの父は
    「歯車」の矜持 を
    持っていましたね。

    わしが
    「漫画家になる」と言っても、
    完全無視絵文字:重要

    おまえも俺と同じ
    「歯車」になるのだという
    無言の圧力を
    かけていましたね。

    公務員試験に通り、
    いよいよというところで
    「漫画家になりたいのだが?」
    と電話したわしに対して、
    「俺に聞くな絵文字:重要」と言った父は
    大した男だと思います。

    「歯車」の矜持を
    最後まで持ち続けて
    死んでいきました。

    わしは
    平凡に生きる市井の人々から
    学ぶことがいっぱいあります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 中小企業の女性の、なぜ大学に行ったのかという質問に、
         「勉強したいから」と答えた学生さんには衝撃を受けました。
         自分たちの時代は遊びに行く所という感覚が半分以上ありました。
         中2の息子が10年後に直面するであろう就活に何らかの
         アドバイスができるかと思うと不安を感じます。小林先生の
         お父さんのように思い切って突き放すのも大事なのかもしれません。
         (45歳・歯科医師・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    自分の若い頃を振り返って
    こう正直に言える人も少ないよ。

    自分を美化する
    大人の方が多いから。

    モラトリアムで行く
    大学があってもいいし、
    しっかり勉強する大学が
    あってくれなきゃ
    困るよそりゃあ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 高い意識を持って参加してこられる方々の会で、とても刺激を受けました。
         とんでもない行動をする生徒にもはや叱りつけるという権威は全く無力
         なのです。どんな夢や希望を示して前を向けさせていけば良いのか、
         時として絶望に陥りますが、またエネルギーを頂いて頑張りたいと思います。
         (54歳・教師・女)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    この意見、貴重。

    いつか教育問題やらなきゃ。
    そのとき参加して発言しなさい。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 若い人達の話とても良かったです。若い人達は昔とそんなに
         変わってないなと思いました。むしろ変化してしまったのは
         受け入れ側の企業ではないでしょうか?今の日本の企業は
         人を育てるという意識はあんまりないような気がします。
         利益追求で昔のような共同体という感覚でなく、単なる
         利益分配集団になっているように思います。TPPなんかやったら
         大変なことになりますね。(会社員・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「経世済民」という言葉を
    今の企業は知らんだろうな。

    株主資本主義に
    なっちゃったからな。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 今日の話は無職の私には耳が痛い。デモのようなことをしていると
         言っていた男子学生は演説が上手。
         小林先生の「平凡に暮らせない」はその通り。ツイッタ―に「平凡に
         暮らすことが夢。その中で趣味を少し楽しめればいい」と言っている者がいた。
         小林先生の時代は夢と平凡だったが、今は平凡が夢でその反対に
         崖のような現実がある。大学生は皆立派だ。(29歳・無職・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    わっ絵文字:重要

    真実味がある
    重い感想だなあ。

    「今は平凡が夢でその反対に
     崖のような現実がある」

    重い絵文字:重要
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 小林先生とのサシのインタビューが面白かったです。あそこまで
         会場を沸かせる話術を持っているのに、就職先が決まらないなんて
         不思議な気分です。(25歳・学生・男)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    新井さんは
    『渡部陽一の戦場からこんにちは』
    でも見事にパートナーを
    務めています。

    先日収録した動画も可笑しかった。
    大爆笑でしたよ。

    テレビでおちょくられている
    渡部陽一より、こちらの方が
    はるかに可笑しくて凄みもある。

    新井さんは渡部氏に迫られて、
    写真の国名当てを
    やらされてるけど、
    よく当ててるよなあ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 若者の現実と夢のうち、夢についての話が深まらなかったように
         感じられました。(54歳・弁護士・男)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    そんな浅いこと言ってちゃダメ。

    あなたの夢を言いなさい。

    あくまでも
    現実化させんがための
    夢ですよ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◆ 20年前の自分を振り返りました。若い大学生のみなさんが
         まぶしかったです。私の友人の夫は大企業に勤めていますが、
         いまだブラインドタッチも出来ず、人差し指一本でキーボードを
         打っているような人が年収を相当もらっています。企業は優秀な
         若い人材を採りたくても、上記のような人達も養う義務もあります。
         考え方を変えれば、有名大学を出て、有名企業に入って、
         それで満足とするか、自己を高めるために更なる努力をするか、
         小さな企業でトップを目指すか、人それぞれ違う道があるはずなのに、
         世間的に「一流」と思われる道を歩めないと脱落者のように扱う風潮を
         変えていく必要があると思います。(41歳・会社員・女)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    既得権益を保持する
    企業の上層部の者たちが、
    若者とのワークシェアリングを
    拒んでおいて、
    若者のリアルな現状には
    全然関心がないくせに、
    「若者よ夢を語れ」
    などと説教垂れる。

    サプライサイドに問題がある、
    規制緩和しなければならないと、
    この上まだ言う奴らを
    粉砕しなければならない。



  • 第11回 ご報告

    2月13日(日) タイム24ビルにて、 『第11回・ゴー宣道場』 が開催されました絵文字:晴れ
    今回、師範方は いつもより1時間早く集合絵文字:出張絵文字:急ぎ
    発売されたばかりの 単行本『ゴー宣道場』 に サインをするためです絵文字:ノート 絵文字:鉛筆
    贅沢にも、師範方全員の サインを入れた単行本を、 会場限定販売することに なっていたのです絵文字:重要絵文字:笑顔 
    あらかじめ よしりん師範は、 120冊の本に 絵を描いたのですが、 同じ絵を描き続けるのに飽きて、 様々なバリエーションの 絵を描き、裸のよしりんやら、 ちょんまげよしりんまで 描く始末絵文字:うーん 苦笑 あの状態は 「サインハイだった」 と言っています絵文字:星 そんな言葉、 初めて聞きました・・・絵文字:笑顔
    よしりん師範は 自分が描いたくせに、 子供に過激な絵を 渡さないでくれと ワック出版の編集者に 頼んでいました絵文字:うーん 苦笑そんなサイン本を数冊、 特別にご紹介絵文字:重要絵文字:星 これらの本は、 どなたの手に 渡ったのかな?絵文字:笑顔    (↑ もっと過激な絵があったのですが、18歳以下の読者も見ているので自主規制します・・・絵文字:冷や汗 )
    11時前に、 和ナビィ設営隊長と 福井さんが早くも 到着していたので、 よしりん師範はロビーで歓談絵文字:三人
    そこに倉田副隊長が 11歳の娘さんを連れて到着。
    母娘で作ってくれた バレンタインデー・チョコを頂き、 控え室でサインに集中している 師範方を眺めながら、 美味しい、美味しいと 食べていました絵文字:キラキラ
    設営隊のみなさんは きびきびと準備、 骨法道場生は 控え室から会場までに 油断なく目を光らせます。
    この日は 「若者の現実と夢」 という テーマ設定のためか、 20代の若者が圧倒的に多く、 次いで30代、 もちろん各世代、 90代の方まで 参加されました。
    約180名、 イスを追加して 満杯となった会場には、 11歳・12歳の少女、 13歳の門弟少年も 来ています絵文字:良くできました OK
    いつもの師範方と、 今回は 自民党副幹事長、 松山まさじ参議員議員 にも参加してもらい、 大学新卒者・就職内定率が 過去最低を記録した 今年の就職状況を 念頭に置いて、 議論が始まります絵文字:会議
    まずよしりん師範が、 「ゴー宣道場チャンネル」 の動画 『渡部陽一の戦場からこんにちは』 で 渡部氏のパートナーを 務めている 新井さん と 30分ほど対話をします絵文字:二人 
    新井さんは、 今年卒業を控えて、 内定が取れないままに なっています。
    大企業から中小企業まで 何十社も受けて、 その度に「NO」を突きつけられ、 自分を否定される感覚に陥って、 落ち込んでいた時期もありました。
    そんな新井さんが この場に堂々と顔を出してくれ、 よしりん師範と一切無駄のない 見事なトークを展開してくれます絵文字:良くできました OK
    この若さで よしりん師範とサシで、 しかも「ゴー宣道場」という 特殊な場で、 ここまで堂々と話ができる 女性がいるでしょうか?
    誰もがその頭の 回転の速さに舌を巻いて、 「何でこんなに優秀な学生が 内定取れないんだ?」 と驚いていました絵文字:きょとん
    むしろ今の日本の企業は、 彼女を受け入れる器としては 小さすぎるのかもしれません絵文字:困った 冷汗
    よしりん師範は 「新井さんは文筆の才能もあるから、 そのうち社会に復讐を始めるかもね」 と言っていました。
    新井さんとの対話後、 ゲストに呼んだ 5名の大学生にも、 それぞれの現状を 報告してもらいました絵文字:会議
    よしりん師範は バブルの頃の若者を 嫌っていました。
    バブル当時、 「ヤングジャンプ」に 『天罰研究会』 という漫画を連載して、 堕落した若者に、 主人公が次々に 天罰を下していくという ストーリーを描き、 人気投票で 最下位になって 打ち切られたことがあります絵文字:冷や汗
    この作品を 大評価してくれたのは、 封建主義者・呉智英氏 だけだったそうです。
    『おぼっちゃまくん』 も バブル風刺の動機で 描かれた作品です絵文字:ノート
    その頃に比べて、 よしりん師範は 今の若者の方が 気に入っています。
    大学生の現状を 確認したところで、 師範方のご意見を 伺ったのですが、 『「若者はかわいそう論」のウソ』 という新書を参考にする 高森師範と よしりん師範は、 実は対立する立場 だったのです絵文字:冷や汗
     
    現在の就職難の原因は 単なる「ミスマッチ」である。
    中小企業は求人している。 人手が足りないくらいだ。
    「ミスマッチ」だから、 誰かが斡旋すれば、 今、職にありつけない新卒者は 中小企業が回収できる。
    しかも文科省が 大学を作り過ぎたために、 大学生が増え過ぎている。
    増え過ぎた大学生が 一斉に卒業を迎えて、 大企業を目指すから、こうなった。
    文科省の失策だ。
    したがって 現在の就職難など問題ではない。若者は全然かわいそうではない。
    「ミスマッチ」の修正だけだ。
    これは最近、 就職内定率の低下を 問題視する際に必ず出る 「ミスマッチ」論 です。
    しかし新井さんは、 よしりん師範との対話の中で 明言しました。
    「誰も名前を知らない中小企業まで 受験したけれども、落とされた」 と。
    「なりふり構わずコネも使った」 と。
    選り好みしてるのは  若者だけではない絵文字:重要
    新井さんのこの主張を 紹介することこそが、 よしりん師範の狙いだったのです絵文字:ひらめき
    大企業も、いや、 中小企業ならなおさら、 人件費こそが 最大のコストと 見做されるのであって、 とても長期的に 社員を育てることなどできない。
    今は大企業も中小企業も、 「即戦力」 を求めるのだから、 中小企業は求人を出していても、 学生が受験したら 落とすのではないでしょうか。
    有本師範は言いました。 「中小企業にとって、 人一人雇うのは命がけだ」 と。
    秘書・みなぼんとしては、 「大学生が増えすぎたから」 というのも疑問を持ちます。
    単純に考えて、 少子化で子供の数は 激減しているはずですよね。
    そして、内定がもらえない 3割強の大学生が、 全て高卒だったら 就職できたのでしょうか絵文字:質問
    生産ラインが 中国などの新興国に 移っているのに。
     
    この「ミスマッチ論」での対立点は、 まだ合意が出来ないままでした。
    今後、この点がどのように 「公論」 へと到達するのか、 楽しみですね絵文字:重要絵文字:重要絵文字:星
     
    有本師範は グローバリズム 肯定派だったので、 多分、若者の 「自己責任論」の方に 与するだろうなと よしりん師範は見ていました。
    ところがその有本師範が、 意外にも若者に対して 優しい言葉を かけてくれたことに、 よしりん師範は大感激絵文字:笑顔
    かつて面接担当官も やったことがある 有本師範から、 「企業の側だって面接なんかで 人を見抜けるはずがない。 そんなことで自分を否定されたと 思う必要はない。 ゲームと考えておけばいい。」 と若者にアドバイスが あったことは救いでした絵文字:キラキラ
    しかも有本師範は、今回、「私は小林さんの グローバリズム批判に 納得し始めました。」 と仰いました。
    私は今回、 この場面が最も衝撃的でした絵文字:ひらめき絵文字:ひらめき絵文字:ひらめき
    『ゴー宣道場』 の到達点である 「公論」 の片鱗を見た気がしました絵文字:晴れ
    『ゴー宣道場』の意義は、 まさにこういうところに あるのではないでしょうか絵文字:キラキラ
    師範と言えども、 思想が完成しているわけではない。
    完成しているのなら、 議論の場に 出てくる必要はありません。
    宗教家のように、 一人で教えを広めていけば いいわけです。
    「ゴー宣道場」はあくまでも・・・ 「万機、公論に決すべし」
    一時的な考えに 固執するのは止めて、 「公」に就く潔さが必要なのです。
    有本師範は、 まさにかつて よしりん師範が 批判していた バブル世代の申し子です。
    美人過ぎる学生として、 オイシイ生活を 送っていた有本師範が、 今や「公論」を 立ち上げるために 自我を捨てていく 男っぽさを 見せてくれています絵文字:星絵文字:星
    「有本さんは益々 強者になっていくだろう」 と、よしりん師範は 言っていました絵文字:笑顔
      
    第2部では 質疑応答を中心に進み、 堀辺師範の、若者の 「自由」 と 「自己規定」論 が展開され、 あっという間に 3時間が過ぎてしまいました絵文字:急ぎ
    師範方の道場後の 「語らいタイム」を見て頂くと わかると思いますが、 師範方にとっても今回は、 いつも以上に 時間が足りなかったようです絵文字:重要 
    私としては、 切通師範の「今の若者にとって “ 平凡 ” とはどんなイメージか」 という質問に対する答えを、 もっと色々な若者から 聞いてみたかったと、 少し残念でした絵文字:冷や汗
    そこに、今の 「若者の現実と夢」が 多分に投影されると思ったし、 これからの日本のあり方も 見えてくるような気がしました絵文字:ひらめき
    さて、無事に 120冊ものサイン本も完売し、 「第11回・ゴー宣道場」は 大盛況のうちに終了。
    今回も山のようなアンケートが 回収されました絵文字:重要絵文字:笑顔
    また、よしりん師範が ブログに登場して、 対話してくれるそうですよ絵文字:重要絵文字:重要絵文字:星
    お楽しみにー絵文字:音楽
  • 第11回 若者の現実と夢

  • 第11回 語らいタイム

次回の開催予定

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