テーマ:「新日本人に訊け!」
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第13回 よしりんと道場生(アンケート)の対話
よしりん先生と
道場生(アンケート)の
対話をお届けします
第13回「ゴー宣道場」
『新日本人に訊け』
のアンケートを紹介し、
回答します。今回は、中2の男子が
アンケート用紙を
配布・回収してくれました。参加者の皆さんが、
毎回、すごく熱心に
アンケート用紙に感想を
書き込んでくれるから、
ありがたいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆ 韓国人は密着したところから人間関係が始まる。アメリカ人は
普遍的な原理を持ち出すことで人をだます。
日本の習慣がそのまま外国に通じるわけではない。
日本と外国の両方を知る帰化日本人の話を聞くことが
日本の美点も汚点も知ることができる手段であると思いました。(24歳・大学生・男性)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・韓国人は密着性が強いからこそ、
反日法を作ってでも
敵対関係を維持しなければ
ならないかもしれないですね。日本人に同化しやすいから
怖いんだね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆ 私は今回、初めての参加になるのですが、やはり生のゴー宣道場は
一体感があります。それこそ日本人的な一体感でしょうか。
今回はテーマが帰化日本人についてのものだったので、なおさら
一体感を強く感じました。
少しずつでもいいから、日本を変えていこうというような一体感を、です。
(22歳・副住職・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公論の核を作るところから
始めるのでね。こうしてアンケートに回答するのも、
時間使うけど、門弟や参加者は
かわいいからな。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 堀辺師範が「江戸時代のサムライを目指している」の発言で、
場内から失笑が出ましたが、攘夷の気持ちを持っている幕末の
サムライ精神は今の政治家、報道するマスコミに必要だと思いました。(41歳・介護職・男性)
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あれは失笑ではないでしょう。
「まさに堀辺さんならでは」という
納得が笑いになっただけでしょう。でも「攘夷」の感覚を喪失した
現代日本のままでは、
本当に日本は日本でなくなると、
わしも思っています。堀辺さんをアナクロだとも
全然思わないですね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 個人的には堀辺師範の「柔道着は死装束である」という言葉に
全身が震撼しました。まさにこの精神性を失わせたのが昨今の
理念なき日本武道界、そして日本武道界のみならず、どこまでも
海外と歩調を合わせようとする日本全体の実情であると
自己反省とともに感応しました。(26歳・自営・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白の柔道着を
押し通すべきだったんだよ。日本ルールを捨てて、
日本人を世界標準
(グローバル・スタンダード)に
変質させてはいけないんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉先生が何度も言ってくれた「こんなにも素晴らしい」「他にはない国」
という言葉を聞き、目頭が熱くなった。
元々他の国で育ち生きてきた方に言われたからこそだと思う。
しかし何故他国の人々から言われなくては気付けないのだろう。
本当におかしな事だし、恥ずべきことだなと有本先生に指摘され、
分かりました。(25歳・役者・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我を忘れてきたからだね。
戦後のマインド・コントロールによって。
日本の素晴らしさがわかっていれば、
アメリカのルールに合わせる
TPPに参加などするはずがない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉善花さんのお話では、日本がいかにすばらしい国か、韓国と
どれほどの違いがあるのかを熱く語っていらっしゃいました。
あまり日本をほめすぎるのもどうかと思いましたが、少なくとも
日本が世界の中でどれだけ豊かな国かという事が身に染みました。
しかしそれが問題になる事もあって、例えばさまざまな戦争を
経験しているヨーロッパ諸国と比べて平和ボケしすぎているというか、
周りにある国や人に悪い考えを持つ者なんていない、いるはずないと
思っちゃっているというか・・・。こんな事いっちゃなんですけど、もっと厳しい目で周りを見わたさなきゃ
いけないなと思います。(12歳・中学生・女性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あまり日本をほめすぎるのもどうか・・・
という感覚も大事ですね。自己慰撫になっちゃう気持ち悪さが、
保守系の人々にはありますからね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉善花さんの話された、国民性の違いが政治にまで及んでいる
ということが、大変勉強になりました。
友達関係のエピソードだけ訊くと、小さなとるにたらないことだと
思いますが、それが国際関係になると絶対にゆずれないものにも
適用されてしまうということに驚きました。(31歳・保育事務・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが今の政治家にはわからないから、
「日韓友好」だの、「日中友好」だのという、
危険な親密性・密着性を口約束してしまう。それなら歴史教科書くらい
オレ達に合わせろと言い出すわけだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 韓国人がなぜ僕のラーメンに箸を突っ込んでくるのか分かったような気がします。
単に喰い意地のはった人たちと思い込んでおり申し訳なく思っています。(30歳・市職員・男性)
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日本人の感覚から言えば、
普通そう思うよな。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ アメリカは特に日本を意識するのではなく、逆に日本がアメリカを
意識することに、疑問を持ちました。
日本がそれに全く気づいていないことにバカバカしさを感じました。
しかし、ビルさんがおっしゃっていた、「アメリカは民主主義なのに、
自由なことを言ってブラックリストになった」事は、もっとバカバカしさを
おぼえました。(13歳・中学生・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同感だなーーー。
よくわかってるよな、この年齢で。
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◆ 「アメリカにマインドコントロールされている」にはとても賛同するところでした。
相手の武器が普遍性のある原理(平等、均等など)であるからこそ、
戦いも難しいと感じました。アメリカや、反日的な人々がよく言う、
もっともらしい言葉に惑わされぬよう、まずは日本人としての土台を
しっかりと固めなければと思いました。(27歳・会社員・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカがシナの利権に食い込もうとした
「門戸開放・機会均等」のスローガンを、
今の歴史教科書ではっきり
インチキだと教えているか?価値観を教えてない教科書で
育った秀才が東大に入り、官僚になり、
「門戸開放・機会均等」の
アメリカ流ルールを
グローバリズムや
TPPの理念として聞くから、
「それが公平なんだろうな」
という感覚になる。秀才ほど馬鹿なんだよ。
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◆ ビル・トッテンさんから、今の日本人は「農耕民族」ではないという
話を聞いて、衝撃を受けました。
父までは農業をやっていたので農耕民族的なものは引き継いでいると
思っていましたが、実際の農業を行って、自然と向き合う、
本当の意味での「農耕民族」ではないのかもしれません。
実際にやってみなければ、わからない事もたくさんあるのでしょう。
限られた自分の環境の中で、いかに日本人が持っているものを
養っていかなければならないのかと思いました。(34歳・会社員・男性)
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今我々が農業やってないからと言って、
もう手遅れだと思うなよ。価値観は変化するんだから。
若者の価値観の変化を捉えていない
おっさんが多いからなあ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 農業について…土をさわるとかわる 大切です。
やります(まずは草とり) (43歳・自営業・女性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずは草とり・・・っていいよね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 韓国の知人と話の内容が重なり、色々と思い出しては改めて考えています。
歯ブラシの共有を友人とするという感覚はちょっと理解出来ないので、
どう分かりあっていけばいいのか困惑している所もあります。呉先生の名前の響きがとても好きです。(39歳・会社員・女性)
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無理
歯ブラシの共有は、絶対無理
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◆ 「日本人の精神性とは受け身の力、これは世界にない強み」という
呉善花さんのお話を聞いたとき、昭和天皇を思い出しました。
「あ、そう」と受容してみせる昭和天皇のふるまいは、まさに
日本人の精神性を体現しておられたということですね。複雑すぎる日本人の特質、普遍的価値観をどのように昇華して
世界に広めていけるかが、近代を超克するカギになるかもしれません。(34歳・校正・男性)
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今回の震災における日本人の「態度」は
十分発信力があったんだけどね。わしは口数の多い者だけを
評価することはしないよ。「ゴー宣道場」の参加者の中にも、
詭弁を弄す者よりも、
「態度」で示す者の方が重要だと思ってる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉さんがおっしゃった「受け身力」、とても大きなキーワードだと思います。
震災後、日本人は日本人を発見しました。日本人は自然をカミとして
受け入れてきた。それが日本人の精神性を形成してきた。
そこにもう一度立ち戻るべきだ。というお話し、とても、とても感動しました。(43歳・会社経営・男性)
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まったく同感です。
この震災は「天啓」を受けたと
しなければならない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉善花さんが「政治家が日本というものをよく知らない、日本らしさが
本当に分ってない、だから言葉で発信できない」とおっしゃったのに同感です。
でも「だからと言ってディベート力を磨くのは日本人には無理ではないか。
むしろ日本人にしかない『受け身力』をよくよく知るべきだ」というのには
目からうろこでした。
そうですね。相手をやりこめ、屈服させるのは欧米スタンダードですね。
『日本人らしさ』を私もしっかり考えていきたいです。(56歳・派遣社員・女性)
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ほんとだなあ。
高倉健がディベート力あったら
いやだもんなあ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉善花さんが言論の自由を手に入れるために、故郷に帰れない事態に
なってしまっていると聞いて心が痛みました。
また、反対に、ビル・トッテンさんの「アメリカ人という感覚はない」というのも、
それはそれで悲しい気がしました。(33歳・会社員・女性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アメリカ国民」はいるだろうが、
「アメリカ人」はいないんだよ。アメリカは多民族で成り立つからね。
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◆ 中国からと韓国からの帰化日本人の若者の話がとても興味深く、
勉強になりました。
お二人とも咄嗟の指名であったにも拘らず適切に手際良く話して戴き
ありがとうございました。(63歳・会社役員・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人は指名しようと思ってたんだけど、
まだ日本国籍を取得してない中国人
(中身は日本人)の青年は
偶然、笹師範が指名した。笹師範にも霊感があるな。
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◆ 参加道場生の中からポコポコ「私も在日です」という方が
出てくるのにびっくりしました。
また帰化を決めた理由に「よしりん先生の本を読んで」ということを
お二人の方が挙げていたことにも驚きました。すごいことですよね。日本に生まれ育ち、よしりん先生の本を普通に読み、
こうしてゴー宣道場に通えることをあらためて幸せに思いました。(36歳・会社員・女性)
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わしも驚いたよ。
おかげでいい議論になったよね。
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◆ 国籍に対する日本と外国の考え方のちがいは私の経験から言っても同感。
中国人は外国に帰化したからといっても中華思想的アイデンティティーは
捨てないし、大して重く受け止めない。日本人を越えて当事者意識を持って日本國民になるというのは
とても重要な考えだと思う。普通に日本人として生まれ育った人は
当事者意識がとても薄いのではないか?(20歳・大学生・男性) 【帰化体験を話した方】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まったくその通り。
サヨクも日本人だが、
日本国民としての当事者意識が
薄いんだね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 私は幸いにも帰化しなければ選挙権を得られない状況で、
帰化するため面倒な手続きをクリアする中で日本のことを
よく考える機会にめぐまれましたが、もともと日本人の人達は、
成人すれば自動的に選挙権が与えられてしまうので、
選挙に参加する資質や準備が整わない状態の多くの日本人が
国政を決めてしまっているのが、この国の不幸だと思いました。(36歳・会社員・男性) 【帰化体験を話した方】
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新日本人にしかわからないのかね?
日本とは何か、
日本人とは何かということが。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 今日は本を買わないで帰るつもりでしたが、やっぱり新日本人の意見を
読みたくなって買いました。(70歳・女性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出版社は大喜びです。
わしは商売よりも本当に読んでほしい。
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◆ 日本に帰化した参加者の方は皆、自分達で努力して日本人であることを
意識化しているのを知り、今まで日本人であるということを大して意識せずに
生きてきたことを反省しようと思いました。
今まで学校では、これからの21世紀では日本人であることよりも
国際人であることが大切だというような教育を受けてきましたが、
本当に国際人を育てるというのなら、今日のゴー宣道場でやったようなことを
学校でも少しは授業でやってほしいと思いました。(18歳・学生・男性)
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学校教育はダメだよなあ。
最も大事なアイデンティティーを
教えない教育だからな。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 呉さんのお話もトッテンさんのお話も主人(フランス人)が感じていることとは
全く別のお話に聞こえました。
背景にある国(韓国と米国)と日本との関係が、仏と日本の関係とは
全く違う事情を抱えていらっしゃるのだと思いました。然し、第2部で呉さんが仰った日本の文化や精神は全て「自然」に行きつく
というのは、たぶん主人が感じている日本と同じでした。(46歳・字幕翻訳・女性)
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ジュテームって
言われたことあります?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 「在日ということを友人に告白すると逆に優しくされて、そのわずかな皮膜が
わずらわしくて言わなくなった」という言葉はリアリティがあった。(40歳・大学教員・女性)
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日本人はマイノリティーに弱いからねえ。
マイノリティーに対してまともな対応が
できない自分の幼稚さを隠すために、
逆に排外主義的に差別に出る
やつらがいるからね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 小学生の男の子?が、このアンケート用紙配布の手伝いを行っておりました。
その際「ご苦労さま」「有り難う」という言葉が出なかった事が
年上のオッサンとして恥ずかしいと思いました。
代わりにこちらへ記載させて頂きます。「ご苦労さまです」(37歳・会社員・男性)
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小学生の男の子じゃないんだよ。
中2になったばかりなんだよ。思春期の頃は、男子よりも、
女子の方が発育いいからね。わしも中学生の頃は幼くて
背が低くて可愛かったんだよねえ。女子からペットみたいにあつかわれてた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆ トッテンさんは格好良く、呉さんは美人でした。(24歳・福祉職・男性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よろしい
よく言ってくれた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 日本人ではないが日本国民である方々からの話はとても興味深かったです。
それに対して日本人である我々は日本国民たりえているのか考える
とても良い機会となりました。
若者が日本の良さを追求する傾向にあると呉さんが仰っていました。
それ自体は非常に賛成なのですが、場合によっては特定の視野の狭い
考えに陥って聞く耳持たずの状態になってしまうので、国民たる自身を
あらゆる場所にさらけ出して鍛える機会をもっとつくれたらと思いました。(23歳・大学生・男性)
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くだらない排外主義に血道を上げてる
日本主義者もいるからな。スケールの大きい、ふところの深い、
そして核心を譲らない
「攘夷」の日本人でありたいですね。 -
第13回 ご報告
5月15日(日)午後1時 から 『第13回・ゴー宣道場』 が行なわれました今回の会場は、 大震災によって中止となった 3月の会場予定だった、 「TKP大手町カンファレンスセンター」 です。皇居の直ぐ傍に建つビルの 18階にあります。エレベーターホールから ロビーに入ると、 真正面のガラス窓から 皇居の緑が 目に飛び込んできますとても素敵な景色ではあるのですが、 皇居を上からのぞき見して しまうようで恐れ多く感じ、 「見なかったことにしようっ」 と足早に会場となるホールに 向かったのでした・・・会場となるホールは予約時点で、 なるべく皇居が見えない側に という条件で借りていました。さて、今回も 門弟による設営隊の皆さんが 手伝ってくれましたが、 今回の設営隊募集時の 定員に達する早さは、 「過去最速」 という記録を 再び更新したのでしたまた、参加者の皆さんに配る アンケートの配布と回収係を、 中学2年生に なったばかりの男子が、 明るく担ってくれました今回のテーマは、 「新日本人に訊け」道場開催の数日前に 発売したばかりの新刊 『新日本人に訊け』 (飛鳥新社) を参考に開催され、 この本に登場して頂いた 帰化人6名の内の、 ビル・トッテン氏 と 呉善花氏 に、 ゲストとして 登場して頂きました会場では、 なんと豪華にも、 よしりん師範と ビル・トッテン氏、呉善花氏、 3名のサインが入った 『新日本人に訊け』 を、 限定30冊 発売したところ、 あっという間に完売超プレミア本 なので、 幸運にも手に入れた方は、 大事にして下さいね第1部はまず、 よしりん師範から、今回の 『新日本人に訊け』 を 出版した意義、 そして道場に ゲストのお二人を お招きした意図を説明した後、 ゲストのお二人から、 それぞれ帰化した理由や経緯、 日本と母国に対する想いなどを お話頂きました。ビル・トッテン氏と呉善花氏の とてもユニークなお話に、 会場は最初から明るい雰囲気で 沸いていましたお二人が指摘する、 日本人が気付いていない 「日本人の特性」 に 驚いていたようです。 また、韓国、そして 「民主主義の国」のはずの アメリカでさえ 「言論の自由」は限られ、 自国の政府を 批判することの危険性、 それでも発言する 覚悟の重さを 感じさせるお話でした呉善花氏が、来日1年後、 とても落ち込んでしまい、 「日本人はやっぱり野蛮人だ」 と思ってしまった理由、 ビル・トッテン氏の 「とにかくアメリカ国籍を捨てたい」 と思った理由は、 「ゴー宣道場」の動画、 あるいはテキストとなった 『新日本人に訊け』 で 確認して下さいお二人の話の後は、 師範方を交えて 話し合われました外国人との感覚の違いについて 理解が進むうちに、 個人レベルでの小さな違いが実は、 国家間の大きな問題に 密接に結びついていることが 明らかになります外交問題を考える上で、 この国民性の違いや 日本人の特性を 理解しておくことは、 非常に重要だということが わかります。特にビル・トッテン氏が語った 「靖國問題」 に関する論旨は、 日本外交の矛盾を 突かれる発言でしたそこから議論は、 対中国やアジアばかりを 問題視するのではなく、 日本はまず第一に、 アメリカからの真の独立を 考えなければならない、 と展開していきます。いわゆる 自称保守派の集まりでは 決して話されない内容です。9.11以降の 自称保守派の反応から 現在のTPP推進という姿勢まで、 日本の保守派の態度は もはや 「媚米」 になっていると、 よしりん師範は喝破しました「あと3年で、日本人に 『攘夷』 の感覚を 取り戻すために、 あらゆる手を尽くす」 と目標を示して、 第1部が終了しました。休憩中、門弟の皆さんが 「いつも面白いけど、 今日は特に面白いです」 と、嬉しそうに話していたのが、 とても印象的でした控室では 設営副隊長から 差し入れられた クッキーをいただきながら 第2部の打ち合わせ。第2部では、 道場生の中からも、 2名の帰化日本人に、 帰化した理由や経験、 身内の反応、 日本に対する想い等を 話してもらいました 一人は元中国籍、 もう一人は元韓国籍の若者です。お二人とも、 帰化の経験も理由も それぞれ違いますが、 ネイティブな日本人として生まれて、 当然のように「日本国籍」を持つ 日本人にとって、 とても貴重なお話でしたその後の質疑応答でも、 笹師範がたまたま当てた若者が 在日の方(中身は日本人)で、 帰化に対する考えや想いなどを、 訥々と語って下さいました。質疑応答を通して、 「国籍」 に対する 日本人と外国人の 感覚の違いというものも 重要な論点となりました第2部の中で問題となったのは、アメリカは「自由」と「民主主義」を 理念として世界に言えるけれど、 日本の特性は複雑で様々だから、 単純に「理念」として説明できない、 という点です。その中で呉善花氏が 日本の 「受け身力」 や、 自然との共生 、 「グローバリズム」の流れに 飲み込まれている 近年の日本 など、 重要なご指摘をされましたそれを受けて、堀辺師範が、 いかにグローバリズムの中で 日本人の価値観が 変容させられてきたか を説明されました。 その際に糸口として話された、 柔道の「スポーツ化」の過程は、 グローバリズムを表わす、 とても象徴的なお話でした。世界の中で 「日本」 が生き残るためには、「日本人」 が日本人の特性を 理解するだけではなく、 「日本国民」 となって 国のことを考えなければならない ということが示された回でした最後に、よしりん師範が、 次回 「第14回・ゴー宣道場」 の テーマを発表しました次回テーマは 「3.11以後の日本は変わるのか?」 ですそして、主に 「原発」 について議論します。「原発」については、 メディアでも散々話されていますが、 専門家の話は聞けば聞くほど わからなくなります次回「ゴー宣道場」には、 専門家は呼びません。 笹師範は 「シーベルト」「ベクレル」を言ったら ペナルティと決めました専門家は呼ばずとも、 「ゴー宣道場」は、 日本人として「原発」を どう捉えたら良いかを 示そうではないか と燃えています図らずも呉善花氏が、 次回に繋がる恐るべき発言を されましたが、次回は、東日本大震災から日本人は 何を受け取るべきなのか 一緒に考えていきましょう
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第13回 新日本人に訊け!
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第13回 語らいタイム