世界5大医学雑誌とされている
『BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)』
のサイトに、
「Covid-19: ファイザー社のワクチン臨床試験における
データの整合性に関する問題を研究者が内部告発」
という報告が載っている。
ファイザーのコロナワクチン臨床試験を下請けしている
民間臨床研究会社のヴェンタビア社では、
データを改ざんしたり、
被験者の識別番号が書かれたワクチンの包装材が放置
されていたり、薬剤の割り当てを確認するプリントが、
被験者のカルテに書かれていたりして、
誰がプラセボで、誰が本物の薬剤を打ったのかを
秘匿するはずの盲検化が、きちんと行われていなかったり
していたという。
さらには、第3相試験で有害事象が報告された被験者への
連絡や対応が遅く、
24時間以内に対応しなければならない「重度の症状/反応」
が報告された被験者に対しても、3日以上対応されていない
ままだったという。
また、ワクチンが適切な温度で管理されていない、
使用済みの注射器も、決められたものとは違うずさんな
やり方で廃棄されている、
実験室での検体のラベル張り間違い、
手順を逸脱しても報告されていないなど、
めちゃくちゃな状態で、品質管理のチェックを行うスタッフは、
発見された問題の多さに圧倒されていたらしい。
この劣悪な管理状況に憤慨した管理責任者の女性は、
社内の写真などを取り、何度もヴェンタビア社に報告したが、
逆に写真を撮ったことで幹部から問い詰められている。
女性は、FDA(米国食品医薬品局)にメールで苦情申し立てを
行ったのだが、その日のうちにヴェンタビア社を解雇された。
この女性は、十分な訓練を受けた臨床試験監査人で、
臨床研究の調整と管理において15年以上の経験を持っていた。
FDAもきちんとした査察を行っておらず、
ファイザーからワクチン緊急使用認可申請のために提出された
説明文書にも、ヴェンタビア社における問題は一切触れられて
いなかった。翌日、FDAはワクチンを認可した。
ほかにも、ヴェンタビア社を辞職したり解雇された元社員から
話を聞くと、
「自分のキャリアの中で、多くの大規模な臨床試験を含む
40件以上の臨床試験に携わってきたが、ファイザー社の
臨床試験におけるヴェンタビア社のような
『ヘルタースケルター(乱雑、デタラメ)』な職場環境は
経験したことがない」
と述べているという。
ファイザーは、その後も、コロナワクチンの小児・若者、
妊婦、ブースター接種などの治験のために、
ヴェンタビア社を研究下請けとして採用している。
やっぱりこんなもんなんだな、と思ってしまった。
こういった話が身元不明のネット上の動画ではなく、
医学ジャーナルの調査記事として掲載されるようになってきた
ことにも注目したい。
製薬企業のかろやかすぎる説明を鵜呑みにして、
ワクチンをまるで「恩恵」かのように受け止めて、
ピヨピヨ口を開いて「ワクチンちょ~~うだ~~ぁぁあい」
なんて鳴いていたらアホです。