10月に入ってからの身近な出来事を紹介する。
1日、都内のホテルでミス日本コンテストの
ファイナリスト達に「日本の魅力」についてレクチャー。
質疑応答では彼女らの半数以上が質問してくれた。
関心を持ってくれたのは嬉しい。
特に、海外の大学で医学を学んでいる女性の発言が、興味深かった。同日、共同通信から眞子内親王殿下の正式な
ご結婚発表を受けての拙文が、全国の報道機関に配信された
(各地の新聞掲載は同月3日)。同日、前日にロイター通信から取材を受けた、
眞子内親王と小室圭氏を巡る国内メディアの報道の
問題点についての私のコメント(英訳)が、世界各国に配信された。《岡山でゴー宣道場》
8日、わが郷里・倉敷へ。
翌日、倉敷では本格的な古書店だったはずの長山書店を訪れる。
中学生の頃から暫くしばしば足を運んでいた。
数十年ぶり。
土日が休みらしいので、わざわざ予定を早めて木曜日の夜に
倉敷入りし、この日はゆっくりと店内を覗くつもりだった。
ところが入口には「臨時休業、出張買取の為」という貼り紙。
ガッカリ。
何の為に無理をして1日、早めたのか。
そのまま美観地区の古本屋、虫(虫×3)文庫に移動。
良い本を何冊か見つけて満足(友聲會編『正閏断案 國體之擁護
(明治44年)』みすずリプリント19、直木孝次郎他・訳注『続日本紀』
〔東洋文庫、全4巻〕など)。
神戸屋でカツカレーを食べた。10日、恐らく岡山県内最大規模の古書店、万歩書店を覗き、
『湊川神社史 景仰編』などを購入(同書の「鎮座編」は
既に持っている)。
その後、岡山市内で開催の第101回ゴー宣道場へ。
大成功。
サイン会でも多くの人が並んでくれた。打ち上げも大いに盛り上がった。《「田村淳のニュースクラブ」に出演》
12日、私の談話を中心にした記事が掲載された
週刊誌「FLASH」が発売された。
表紙に私の名前が載っている。
月刊のオピニオン誌などはともかく、
週刊誌の表紙に名前が載るのは初めて。
家族LINEに「スキャンダルじゃなくて良かった」と
軽くジョークのつもりで書き入れたら、
普通に同意されたのはやや複雑な気分。15日、SmartFLASHに私のコメントを
取り上げた記事がアップされた。16日、文化放送のラジオ番組「田村淳のニュースクラブ」に出演。
担当のプロデューサーが拙著『「女性天皇」の成立』に
関心を持ってくれたらしい。
テンポよく面白い話ができたと思う。
アディーレ法律事務所の女性弁護士からの少し意地悪な
質問に優しく切り返して、気持ち良く番組を終えた。ゲストは何か楽曲を2曲、リクエストする約束事があったので、
はしだのりひこの「花嫁」と欅坂46の「不協和音」を
リクエストした。
これらの曲を選んだ理由は番組で喋っている
(YouTubeで放送中のスタジオの様子を動画で
視ることもできるようだ)。私のコーナーが終わった後、プロデューサーから
「とても分かりやすかったです」と言って貰えた。
同行してくれた幻冬舎の編集者は「喋り捲ってましたね」
と笑っていた。同じ番組の別のコーナーに出演される憲法学者の木村草太氏と、
スタジオを出た所でバッタリ出くわした。
せっかくの機会なので、番組用に持参していた拙著を差し上げた。
本の中では、木村氏の意見を批判しているのだが。その後、神保町の古書店街へ。
三省堂書店で新刊を購入し、手文庫でも何冊か
(吉田健一『ヨオロツパの世紀末』、林望『すらすら読める風姿花伝』など)。同日、高森稽古照今塾。
終了後、飯田橋の美味しい清酒を用意している
居酒屋に受講生の何人かと。至福の一時。なお、9月下旬に刊行された『国基研紀要』第2号
(国家基本問題研究所)に拙稿「神道と天皇」が
掲載されたことも付け加えておく。
■【田村淳のNewsCLUB YouTube】
【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/blog