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笹幸恵の軍事トリビア#62
「利他的な自己犠牲的精神の賛美に潜む危険性
~ワクチンを接種する若者は国を守る兵士と同じ!?
ABEMA Primeのパックン発言を考える~」
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若者は新型コロナに罹っても
ほとんど重症化しないし、死者も出ていない。
つまり、ワクチンを打つ必要などない。
ところが、「若者は自分のためではなく、
他人にうつさないという『利他的意義』の
ために打つべきだ」として
若者のワクチン接種をどんどん
推進しようという動きがある。
その旗振り役が大阪大の忽那賢志医師である。
9月16日に配信されたABEMA Primeの番組では、
中川淳一郎氏が「そんなバカなことがあるか」
と忽那を追及、これに忽那は明確に答えられなかった。
そこで忽那に代わるように、
ワクチンの「利他的意義」を熱弁したのが、
お笑い芸人・パックンこと
パトリック・ハーランだった。
だがパックンの発言は、一見美しく、
反論しづらいように聞こえるが、
そこには非常に危険なものが含まれている。
本人が完全に善意のつもりで、
その危険性を一切自覚せずに話していることが、
さらにその危なさに拍車をかけている。
一見美しい言葉には、警戒が必要だ!!