昨日も20時~『このクソ素晴らしき世界』配信しましたが、
主に3点、
①岸田政権誕生!しかしリーガルな立場から、与野党の議論に欠けていること
②10月4日の期日報告とともに、訴訟の論点おさらい
③現在の「宣言解除後の時短要請」の違法性
について話しました。
②は、金塚・水野両弁護士からのビデオレターも。裁判長が、長々と時間をかけるのではなく、「コロナに対する社会的関心のあるうちに判決を出したい」と明言したのは素晴らしい!こちらもまた寝ずになるはやで書面出していくっす。
さらに、訴訟の論点のおさらいもしましたが、今回、我々が指摘をしたのは、特措法45条の命令を出すにあたって、「専門家の意見聴取」が法律上求められています。
これを受けて3月18日にグローバルダイニングに出した命令の正当性の強い根拠としているのが、3月5日付の「東京都新型コロナウイルス感染症対策審議会の書面開催の結果について」という書面です。
これ、ほんっとーにひどいのですが、審議会の委員(これもまた東京都医師会副会長猪口、他にも大曲貴夫やら謎の紙子陽子なる弁護士らで構成されている)オンラインの会議ですらなく、前日までに書面をそれぞれの委員が送って、それをただまとめた文書なんです。
しかも、皆数行ですよ、数行。
こんなもので法律の要件を満たす「専門家の意見聴取」などと言わせていいんですか?
さらにひどいことに、これ、刻刻と変わる感染状況にもかかわらず、3月18日の命令の根拠が3月5日の紙の上の議論て時間的にも前すぎるだろという点は当然として、3月18日にも同じ会議をやっていたんです。これまた書面開催。でもこれを東京都は裁判所には出していない!ので、今回こちらから提出しました。
なぜ出していないかと言えば、3月18日グローバルに命令を出したその日の会議は、宣言解除を前提として、もう緊急事態ではないといったまったくもって命令を出す必然性とは真逆の議論をしているから東京都にとって不都合な証拠ゆえ提出してなかったわけです。
あまりに杜撰、あまりに怠慢
敵としてもあらゆる観点で劣弱すぎて、もうこれで司法が機能しなかったらやってられないという感覚です。
その他、東京都に対する我々の再反論を解説しておりますので、是非ご覧ください!
③の現下の時短要請の違法性についてはまた明日
動画はコチラをクリック
↓