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小林よしのり
2021.7.21 12:18日々の出来事

ワクチン接種は自由の道ではない

アメリカの五輪選手がワクチンを2回接種していても、
コロナに感染している。

「ブレークスルー感染」だと言うが、ロサンゼルスでも、
イギリスでも、イスラエルでも、ワクチン接種が進んで
いるのに、感染は急拡大している。

イスラエルのワクチン接種者と未接種者のデータを
比較すると、接種者の方がコロナ感染で重症化している。
未接種者は軽症か無症状で済んでいる。

果たして「ブレークスルー感染」なのか、あるいは
ADE(抗体依存性感染増強)なのかは、分からない。

イギリスでは、新規感染者が5万人に達していて、
8月には10万人になるだろうと予測を立てながら、
感染規制を全て取っ払った。マスクもしなくなった。

ワクチン接種は建て前であり、何をやってももう無駄だ
と悟ったのかもしれない。
今さらながらスウェーデン方式に転換だ。

ワクチンを接種しても、結局は世間がマスクを外さず、
感染対策を続けたがるから、意味がない。
これは精神病なのだ。

大衆が怯え、政府が怯えた世論に従っている限り、
自由は来ないのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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