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小林よしのり
2021.7.20 07:39日々の出来事

小山田圭吾氏の辞任はポリコレではない

ポリコレ棒で人材を抹殺していく最近の風潮は
間違っていると思っているが、小山田圭吾氏の
身障者に対する過去いじめ問題による辞任は、
やむを得ない。

パラリンピックもあるのだから、身障者いじめを
嬉々として公の場で語る非常識な精神は、
いつかどこかで報いを受けるべきだったのだろう。

わしは身障者を聖人あつかいする気はないが、
誰だって身障者になる可能性はある。
わしなら絶望するかもしれない苦境を乗り切って
いく人物には尊敬の念を持たざるを得ない。

小山田圭吾氏は音楽の才能を断たれたわけ
ではない。これからも活躍できる。
ただ、一度改心しなければ、パラリンピックには
適切な人材ではない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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