テーマ:「サブカル・ヒーローの本質に迫る」
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第31回 よしりん師範と道場生(アンケート)の対話・その1
よしりん師範と
道場生(アンケート)の
対話をお届けします!
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第31回「ゴー宣道場」
『サブカル・ヒーローの本質に迫る』
が11月11日、開催されました。
終わってみれば、
なんという面白くも深い
展開になったことか!
「ゴー宣道場」って、
公論云々という
意義もあろうが、
やっぱり楽しい
というのが大きいね。
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◆サブカルヒーローという題目に沿って話が進んでいくのか
と思いきや、冒頭でいきなり政治家へのおさそいの話が
披露されてびっくりしました。
それがあるから、今回のギロンが最初からかなり
緊迫感のあるものになったかと思いました。(神奈川県・39歳男性・会社員)
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その通り!
わしも含めてサブカルで育った
今どきの者たちが、
あれが好き、これが好きと、
勝手なオタク魂を
発揮させていたら、
「公論」に結びつきようの
ない議論になってしまう。
最初に一発ぶちかまして、
緊張感を作り上げたわけだ。
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◆サブカルヒーローという、ゴー宣道場ならではの切り口で
国家や歴史、アイデンティティを考えるということで、
どのような議論になるのかワクワクしながら、
確かにいつもよりやや軽い足どりで八丁堀へ向かいましたが、
冒頭の小林先生のお話で今この瞬間、日本が抱える問題、
危機がまずあぶり出され、そのすぐ後には小林先生が
政界に挑まれるかもしれないという爆弾発言で
まず頭がまっ白になりました。(東京都・40代女性・会社員)
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みんなの緊迫感が伝わって、
張り詰める空気を実感したね。
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◆漫画をやめないで下さい。政界入りは反対です。もっと具体的なサブカルヒーローについて話が進むのか
と思っていましたが、自由主義と民主主義…
ゴー宣道場らしかったです。
私にとってはスパイダーマンやバットマンよりアンパンマンですね。(東京都・49歳女性・作業療法士)
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泉美さんのアンパンマンの話、
良かったな。
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◆サブカルヒーローの本質に迫るというテーマを、
今の政治状況や作者の意図、正義、身近なものまで
色んなものに絡めて話が展開していき、とても興味深く、
聞きほれたといった感じでした。泉美さんのアンパンマンの話に絡めて
「生まれてきて何ができるのか?」という言葉が、
とても印象的で、何事にも、自分に引きつけて考えられるか
が重要だと感じました。(東京都・39歳男性・介護職)
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アンパンマンの名が出たときの
小学3年生の子の目の輝きが
可愛かったんだ。
あの子のほっぺに触りたかった~~~~。
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◆アメリカのヒーローがリアリティな世界で生きているのに対して
日本のヒーローは架空の世界で生きているという話を聞いて
日本のヒーローは現実で生きれる負の面を背負えない
存在に感じ、突きつめると今の自分たち日本人は
自分たちを傷つける負の面と向き合えない、
向き合いたくない心情が表れているように思いました。(東京都・34歳男性・会社員)
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◆日米ヒーローの比較で、日本が実態的な正義を
喪失してしまっている、とみちびき出された事は、
バットマンに関する考察や月光仮面・怪傑ハリマオでの
紆余曲折を聞いてとても納得し、また、ハッとさせられました。怪傑ハリマオの様な作品につづくものが見られないのは、
日本人が「正義」を考察したり、主張しなくなった事と
関連していると、少しは実感できた気がします。(群馬県・28歳男性・家事手伝い)
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川内康範は愛国者だったし、
「わしズム」にも登場してもらったんだ。知ってる?
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◆切通氏をはじめ、各人が様々な意見を述べ、
高森氏がうまくすくい上げて鋭くまとめ上げるという印象。
古典にくわしい高森氏は普遍の情報を与えてくれると感じました。今回はどんな話になるのか想像つきませんでしたが
思った以上に深い話が聞けました。(東京都・36歳男性・編集者)
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◆小林先生や笹先生がおっしゃる「日本人の主体性のなさ」は、
本当になぜなのか? と途方に暮れてしまいます。
アメリカに負けたからという話はよく耳にして来ましたが、
本当は違うような気が私もします。
日本の優れたヒーローモノの描写も、親たちの批判で
変わってしまったとのことですし…(東京都・35歳女性・会社員)
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個人主義が欠落しているからね。
ネトウヨみたいに
自分の頭で考えることを
放棄してる魚群が多すぎる。
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◆小林師範があえて善悪二元論で語るのであれば、
私がゴー宣に求めているところは正にそこです。
社会の動きを良いか悪いか論理立てて説明するため、
いつも一気に視界が晴れるようです。
他のどの言説も、道場には敵わないと思います。
それは「公のため」という立場が明確だからです。今回はとても楽しく、勉強になりました。ありがとうございました。
設営隊の皆様もお疲れ様です。
(千葉県・24歳男性・会社員)
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嬉しい感想だなあ。
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◆アメリカの世界の秩序をも視野に入れた上での正義の考え方、
またアメリカも内部での自由主義と民主主義の対立(葛藤)
があって時を重ねていると思いました。
であれば日本も本当の自立(独立)を目指して(目標にして)
行かねばと思いました。(東京都・41歳男性・会社員)
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◆師範方のお話がどんどん「ヒーローとは何たるか」
「ヒーローの定義は何たるか」を掘り下げて行き、
漠然としていた「ヒーローとは?」という問いに対する意見が
自分の中でどんどん明確に形づくられていき、快感でした。
ヒーローが行動する時の柱として「正義」が必要になったのでは
という発言をさせて頂きました。
発言しようと思って忘れてしまった点をもう1つ。日本における正義は征服ではなく平定に根ざしている
ように思えます。ですから安易な「勝ち」「負け」という構成に
出来にくく「アメリカは正義だ!」的な楽観性がなく、
必然的にヒーローに必要な闇の様なもの、
自己否定の要素が混ざるのではないでしょうか。(埼玉県・43歳女性・パート)
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いつも真剣に思索して、
いい着目点を発表してくれる方だ。
髪の長さが色っぽいよね。
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◆「正義」をフィクションを通して考えるという、
最高に面白い道場でした。テレビからリアルな正義が追い出されたからかもしれませんが、
日本人には「子供向けフィクションと共に正義まで卒業
したのが大人だ」という考え、空気があるように感じます。
世界ではそんなことなく、ハーバードの教授が「正義とは」を論じて
異常な注目を浴びるのが普通です。
日本人が歴史に根差した「道徳・倫理・人道・そして正義」を
胸を張って語れるようになってほしい。
それがニヒリズムを打ち破り国を明るくする道だと考えます。(東京都・24歳男性・フリーター兼浪人生)
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◆アイドルは内面、真実を見てはいけないけど、
政治家は中身を見なければいけない、
アイドル化してはいけない、理解しました。
盲目的になってアイドルを見るのと同じではいけない。
もっと頭を働かせて、疑うこともしながらしっかり考えることも
しないといけないなと思いました。(愛知県・28歳男性・会社員)
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その通りです。
自称保守論壇やネトウヨは、
安倍晋三をアイドル化しているに過ぎない。
馬鹿な魚群だ。
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◆今、日本中でやっている、どんなTV番組も、報道番組も、
ニュース番組も、この濃密で、それなのに、
偏執なところが全くなく、バランスを保ち、舵がしっかりあって、
守るものがしっかりあって、正に縦横無尽のエンターテインメントを
突きつめたようなゴー宣道場には敵わないなあと思いました。
安易な笑いではなく、本当に自分が必死で考えなければ
ならないので、自分で苦しんで、考えて、ついていって
納得したりした上での笑いなので、心の底から笑えたり、
怒ったり、普段の潜在意識にひそむストレスがすごく緩和されました。(東京都・38歳男性・介護職)
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わかる知性を持ってる人が
確かにいることが救いだよ。
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◆小林先生のお話しで、在特会に影響を与えた方の
お話しがありました。小林先生はその方の意見に反論し、
「道場の議論で得たものは、各人が自分の現場に持ち帰って、
実生活に生かしてくれればいい」とおっしゃっていました。しかし、いまは「脱原発」「女性宮家」「反TPP」のすべての
イシューにおいて完全に潰えてしまう
瀬戸際の危機にあると思います。その瀬戸際の危機にあっては、私は個人的にN氏の意見も
一理あると感じるのです。民主主義の選挙というのは
「最悪か」「最悪より多少まともか」の二者択一でしかない
という話しがあります。私はそれはその通りだと思うのですが、
次の選挙は何としても自民党を勝たせてはいけないと思います。
とりあえず「最悪より多少マシな」民主党に政権を取らせて、
あとは「デモや圧力」で、世の中を変えて行くしかないのでは
ないか?と、今の時点で感じるのですが。(宮城県・45歳男性・会社経営)
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どうぞ、あなたが
デモを組織して行動しなさい。
「ゴー宣道場」は、やりません。
当事者意識の話もしたのだから、
大いにやればいい。
薬害エイズのときは、
死の恐怖と戦う子供に頼まれたから、
デモを応援したが、
この政治の局面でも、
わしは思想する道場を選ぶ!
参加者をデモに駆り立てるくらいなら、
わしが政治の世界で
権力を取りに行った方がいい。
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◆ゴー宣道場でよしりん先生がやりたい事が参加8回目にして
ようやく理解できました。なんか、すいません。
考える事がいっぱいだ。でも考え続けることが大事なんだ。
考える事をやめて、人まかせにする事は権利を放棄する事と
同等ではないかしら。それなのに文句ばかりを偉そうに言う事は、
はずかしい事だと気付いてよかった。
これからも「考える事をやめない事」の大切さを
忘れずにいたいと思います。(東京都・34歳女性・会社員)
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素直ないい感想だなあ。
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◆小林先生やほかの先生の言いかたがわかりやすくて、
聞きやすかった。小林先生に会えてうれしかったです。
小林先生と小林先生のかいた絵がすごくにていました。
とうぜんほかの先生もにていました。(千葉県・9歳女性・小学生)
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あの子か~~~~~~~~~~~~っ!
可愛いんだよなあ、
ほっぺがぽちゃぽちゃして。
わしの自画像が似てるなんて、
『おぼっちゃまくん』の文庫が
ボロボロになるほど
読み込んでくれていたから、
完全にわしをアイドル化した
偏見で見てくれてるな。
いいんだよ。いいんだよ。
心の目で見たら、
絵の通りに見えるんだから。
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◆これは私の考えですが、アンパンマンのように、
自分をぎせいにしてまで(アンパンマンの顔はアンパンだから、
相手に食べさせるというシーンがあるのです)
人をたすけるというのはすごいことだと思います。
これが私の本当のヒーローだと思っています。(千葉県・12歳女性・中学生)
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この子はお姉ちゃんの方
じゃないか~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!AKB48に入れるくらい
可愛い子なんだよな。
でも入っちゃダメ!
しかしこの姉妹、最前列で大人の議論を、
よくおとなしく聞いてたよなあ。
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◆結局のところヒーローとは、民主主義を否定し
思考停止を促すものである一方、「正義」をシンボライズし、
相対主義という形で「思考停止」→「民主主義の暴走」を
防いでいるかなり逆説的な存在に思えました。
だから、「悲劇のヒーロー」も出てくるのだと思います。
私たちにとって必要なのは、絶対に守るべき「正義」をもち、
そのために思考を続ける。それが民主主義を機能させ、
世の中を正しい方向に持っていくのだと思いました。(東京都・21歳男性・大学生)
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頭いいな、こいつ。
このまま育ってほしいな。
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◆サブカルヒーローからどの様に話が広がるのだろう
と思いましたが、今の日本、アメリカ、そして世界の現状を
あぶりだす見事な回になったと思います。
世界の秩序を守る、造るという、アメリカの悪を造ってでも
行使する行動力は(確かに押しつけがましいですが)
日本人にない、日本人も持たなければならない部分だと思います。
はたして私達は「正義」を持てるのだろうか?
正義を持ち行う事への力を持ち自分の行動を省みる思考力と
それに伴う苦悩とも戦い続ける事ができるだろうか?
「ヒーローである事は当事者である」とは、
凄く突き付けられた言葉でした。(埼玉県・40歳男性・会社員)
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「ゴー宣道場」は
思想の富裕層になろうね。もう一回分あるそうです。
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第31回 よしりん師範と道場生(アンケート)の対話・その2
よしりん師範と
道場生(アンケート)の
対話の続きです!!
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第31回「ゴー宣道場」
『サブカル・ヒーローの
本質に迫る』
のアンケート回答、第二弾です。
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◆本当に最初はどのように話が進むか不安でしたが、
冒頭に小林先生がヒーロー像としての定義、
最後にはヒーローと民主主義の関連性まで
議論が深まった事に驚かされました。また切通先生のヒーローへの分析が、
これぞプロという感じで素晴らしかったです。(埼玉県・38歳男性・会社員)
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理作氏がブログで
論点をいくつも
出してくれてたことが良かった。
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◆冒頭、よしりん師範が空理空論になりがちな
サブカルヒーロー議論を、現在の政治に引き付けて
話して下さり、 議論が盛り上がったと思います。
高森師範が「日本の正義の歴史」を体系化して下さり、
とてもタメになりました。(埼玉県・22歳男性・大学生)
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◆政治家小林よしのり先生が誕生する可能性が出てきたことが
一番の驚きです。それ程に、現状は八方塞がりなのかと。しかし、私個人としては漫画家小林よしのりの方が影響力も大きく、
他に居ない存在だと思いますので、出馬しないでいただきたいです。サブカルヒーローの本質にせまるというお題の割に
今までで最も身近で現実的なお話が展開されたと感じました。(神奈川県・29歳男性・会社員)
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わしも書きたい漫画が
たくさんあるんだが。
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◆よしりん先生には政治家になるのではなく、
マンガ家でいてほしいです。
日本のヒーローに足りないのなら、これからの日本に必要な
ヒーロー像を描いて、後世に残る様な作品を生んで下さい。
読みたいです。大東亜論面白いです。(神奈川県・31歳男性・学生)
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ありがたい言葉です。
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◆アメリカと日本のヒーローを比較することで、そこに
国家意識の存在の有無がとても大きいと理解できました。また、日本が国としての「正義」をいつ失ったかという問いも、
しっかり考えてみたいと思います。(茨城県・51歳男性・会社員)
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◆“ハリマオ”について初めて知りました。
現実からかけ離れたヒーローしか見て来ていないので、
想像が難しいです。支配者の白人とその手先の華僑を
日本人がやっつけるお話とのことですが、
子ども向けとしてイメージがわきません。
現代のヒーローとの違いを強く感じました。
善悪をはっきりさせることにあこがれとともに
抵抗感がありました。はっきり判断できることは関連して
“白黒はっきりさせること”は必要なんだと高森先生が
話されたとき、善悪ってはっきりさせてもいいんだと思いました。
そして逆に何ではっきりさせてはいけないと思っていたのか、
そういう価値観に無意識に染まっていたのかと気づかされました。(神奈川県・25歳男性・大学院生)
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若い人の中に
相対主義が無意識に
拡がっているのだろうな。
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◆アメリカがいまだに戦争をしている理由がわかりました。
しかし、日本は、戦争する理由を見つけられないという所で、
他の国になめられているのだと思いました。
日本は主体性がないために、何もできずに、
周りのいわれるままにされているということがわかりました。
アンパンマンの話と歌に戦争体験という深い裏話があった
というのにはおどろいたし、感動しました。(東京都・15歳男性・中学生)
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この子はどんどん背が伸びてる。毎月、成長を見るのが楽しい。
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◆自由と民主が対立する事、アメリカの銃社会のなぞが
少し分かった気がしました。
泉美さんのアンパンマン話も深いと思いました。
私の子供の頃、アンパンマンが怖くて
見られなかったのを思い出しました。
高森先生の知識の深さ、考えの柔軟さに改めて
驚嘆させられました。
泉美さんも研究生と言っては失礼で
新たな役名が必要かなと思います。(東京都・36歳男性・医療系卸業)
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◆アーロン収容所の話、日本人の多くは戦後、
それまでの正義を自ら捨ててしまったのではないか
という指摘には考えさせられました。
自分の生存の危機状態の中で、食物にせよ思想にせよ、
その状態から救ってくれた人のことは自然な感情として
感謝するし、信頼するだろうし、正しいと考えてしまうと思います。
自分の正義についての信念を変えなかった人達は、
自分の命さえ超えた価値をその正義やヒーローの中に
見出しているのかなと思いました。(埼玉県・48歳男性・自衛官)
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◆政治家はアイドルではないという意見を聞いて、
今の「安倍待望論」がいかにアイドルとして
とらえているかがよくわかった。
先月東京駅前で見たデモはまさに「恋は盲目」状態
ということを目の当たりにして、自分は少しでも冷静に
リアルに政治家を見ていこうと思う。(長崎県・42歳男性・小学校教員)
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偶然こんな話をしてしまったが、
これで理解してくれる人が
多いようなので、
『小林よしのりライジング』に
文章で書いておこうかな。
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◆「脱正義論」を「正義なんてものはない!」と読んだ人が
インテリ層にいて驚きました。
そんな人たちが価値相対主義のもと、責任ある発言、
行動をせずに、学者として他人になにかを
教えているのは残念です。(千葉県・35歳男性・司法書士補助者)
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◆何が正義なのかを決めたくない、日本人の多くはそう思っている。
決められないから中庸でいく。
善悪二元論は、日本人に一番なじまない。
小林師範が自ら実は考え方がアメリカ的だと告白されたのは
少し驚いたが、説明を聞くと納得できた。
ヒーローはある意味恐ろしいもの、ヒーローを頼ることは、
民主主義を否定する、との指摘は自分の中では、
いままでに無い視点でした。(神奈川県・43歳男性・会社員)
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自民党は原発もTPPも
中庸でいくはずだから見てな。
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◆木蘭さんがブログでヒーローは指針を示す人じゃないか
と書かれていて共感したのですが、そこから今日の道場の話に出た
「価値相対主義に勇気は要らない」ということや、
「ヒーローの存在自体は民主主義の否定」など
ものすごい思考の課題に発展していったのがスリリングでした。
日本の“危機”への無自覚さに対して
道場も最終局面に入りつつあるのかなと風雲急を感じました。
しかし決してヒーロー的ではなく道場は民主主義的であることの
ジレンマを浮き彫りにした回でもあるなと思いました。(東京都・34歳男性・CGデザイナー)
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よく理解してるな。
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◆道場ではどんな意見でも必ず汲み上げて頂ける信頼があり、
自分が他人と語り合う時のお手本だといつも思います。
人生の中で出会う人と何のテーマで話をしても、
結局は価値観をどこかでぶつけ合うはずなので、
相対主義でいられるはずがないと思います。
肝心なのは、その価値のスタートになるものと、TPOによる
振るまい方だと思います。その2点を、師範方を通して
少しでも自分のものにするため感じとろうとすると、
メチャクチャレベルが高くオモシロイ3時間でした。(兵庫県・37歳男性)
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議論のレベルが高くなることを
「面白い」と感じられるか
どうかなんだよな。
考えずに行動してた方がいい
というレベルの国民には、
本当は選挙権を与えては
いけないはずだ。
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◆「サブカルヒーローの本質に迫ろう!」という軽快で楽しいタイトルの
裏に、こんなに重い現実が隠れているとは思いませんでした。
以前の私は、「正義」というのは無条件で良いものだと信じていたけど、
正義と正義がぶつかれば人は死ぬし、結果的に勝った方が信じる
“正義”がどれだけ非人道的で残酷だとしてもそれは“正義”であり
誰にも侵すことのできない領域になってしまうということに
気づいてしまいました。私は、日本人が正義を捨ててしまった理由は、やはり争いを
避けたかったからだと思います。皆が皆に考えを合わせて
暮らしていけば仲良く楽しく生きていけるし、表面的なものでも
平和を満喫できます。平たく言えば、自分達だけが安全なら
それでいいんですよね。他の国は良いか悪いかは別として
他を傷つけてでも自らの正義を貫いているのに、
日本はアメリカの影に隠れて見て見ぬフリをしているだけです。
イラクの人々の悲しみを無視して。しかし、私も本音をいえば、正義を突きつめていった結果の
「戦争」なんかしたくないし、人も殺したくないし死にたくありません。(宮城県・14歳女性・中学生)
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こういう素直な
感想は嬉しい。
最後の言葉がいいなあ。
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◆第2部で女性が発言されたように、
私も今日のテーマには悩んでいました。「ヒーロー」を本当に漠然としか考えられず、このまま参加しても
大丈夫かなとさえ思っていました。
ですが、女性が発言されたことに霧が晴れた思いがしました。
私も、本当にターミネーター2が大好きで、今思うと、日本的な
心の機微を感じていたのかもしれません。
アルマゲドンもそうですが、きっと日本が影響を与えたに
違いありません(笑)。そうしておきましょう。それにしても、「ゴー宣道場」は、やっぱり、何をテーマにしても
面白くなっちゃいますね。(神奈川県・35歳女性・会社員)
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民主主義の基本は
「議論」のはずなのに、
テレビでやってる議論は
楽しくないからなあ。
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◆切通師範が言われた「アメリカンコミックのヒーローを見るときに、
当事者意識をもつ」ということについて、正義を考える為には
当事者としての意識をもたなければ考えられないと思いました。
そして今の日本と私自身に足らないものが当事者意識だと思います。
今の私も「どうせ社会なんて変えられるわけない」という思いの方が
「社会を変えたい」という思いより大きくて
「どういう行動をしなければならないか」を考えられないでいました。
何か目が覚めたような気がしています。(大阪府・32歳男性・事務職)
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◆「決めたくない」「決められない」だから、中をとって
「決めたような決めないような」こととする。
民主主義ではもうやっていくことが出来ない。
政治家にはまかせられない。では自分はどうするのか。
これにつきます。本当にどうすればいいのか。色々なテーマの行きつく先は、自分はどうするかにつきるのでしょうね。
他人の話を聞いても、自分は自分だと言える。
何時もそうだとはいかないだろうけど。自分なんか決めなくても世の中なる様になるさ
と考えちゃうのとの闘いです。(東京都・62歳男性・地方公務員)
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ニヒリズムに陥ったらおしまいだし、
民主主義に可能性があるのかを
考えねばならない。
次回12月の「ゴー宣道場」は
その辺の話になると思います。
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◆ヒーローやヒーローの存在している社会背景は、
その国の実情を反映している、という意味の話を聴き、
ヒーローものについて、より現実的に考えるきっかけができたと思う。
切通師範によるサブカルヒーローの話を、小林師範や他の師範が
現実の政治や国際情勢と結びつけて、より深みを持たせるのは、
ゴー宣道場ならではだと感じた。自分が想像していたよりも、
はるかに深く、実りのある会になったと思う。
道場で聴いた話を思い出して、もっと自分なりに考えてみようと思う。
良い意味で、予想を裏切る、とてもおもしろい会だった。(東京都・41歳男性・会社員)
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ありがとう。
うまくいって良かった。
次回の「ゴー宣道場」は
12月9日です。
テーマは
『なぜ政治家に失望するのか?』。
まさに選挙戦の
最中になってしまうから、
わしが立候補してたら、
開催できないよな。
なんとか漫画家で
踏みとどまろう
と思っている。
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第31回 サブカル・ヒーローの本質に迫る
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第31回 語らいタイム