井上正康先生をゲストにお迎えしてのゴー宣道場、
お疲れさまでした。
緊急事態宣言下にも関わらず、(もはや宣言下であること
そのものが忘れられている気もしますが)大勢の人々が結集。
井上先生は、コロナに関する世界中の論文を読み尽くし、
熟考された上での本物の分析を、ユーモアもまじえながら
非常にわかりやすく解説して下さり、
自分のなかで次々と腑に落ちる感覚を得ました。
特に、小林先生との『新型コロナ―専門家を問い質す』で分析した、
「新型コロナウイルスが発生した段階で、日本には世界一の人数の
中国人観光客がいた。
従って、初発の段階で、無制限にPCR検査をやっていたら、
日本ではもっと膨大な感染者が見つかっていたはず。
マスコミが使用しつづけているグラフの『第一波』の部分は、
実際にはもっと巨大な波形であるはずだ」
という部分について、やっと科学的な文献をもとにしたお話を
聞くことができて、「やっぱりそうだったんだ!」と思えました。
また、ワクチンについては、参加者のみなさんが苦悶されている
ことがよく伝わってきました。
心配な方は、接種券を隠してしまえればよいとは思うのですが……
うちもそうですが、そもそも親と同居していない方は多く、
電話などで「うまく話す」ことによって説得を試みようとして、
険悪な雰囲気が生まれ、かえって相手の頑なさが増してしまうことも
あります。
それでもケンカして…という方はすごいと思うのですが、
結果的に、うまくいかずに煩悶や心配だけを抱える結果になって
しまっている方は、少なくないのではないでしょうか。
ただ、常識とデータ、実際の報告をもとに柔らかく話しても、
受け付けようとしない、その相手が、ある程度の長い人生を
生きた人で、意思があるのならば、
もうそれは、その人の人生による選択なんだと受け止めるしか
ないかもと最近の私は考えています。
親との関係性は人それぞれでもありますし、
後悔することになるかもという思いも腹に納めることが
できたならば、
「どこまでも保護・指導が必要な子どもではないのだから」
と考える自分の感覚も尊重していいと思います。
それを「冷たい」と思う人もいるかもしれませんが。
ただ、子どもや若者、これから子どもを産み育てていく世代は、
守らなければいけないと思います。
井上先生のお話を聞いてなおさらそう感じました。
そもそも、新しい薬物について、こんなにも軽々と接種キャンペーン
をやって、浮かれたように猛スピードで人体へ接種していくことに
ついての、社会としての警戒感が薄すぎますし、
本来なら、簡単に受け入れられないのが当たり前、だと思います。
今回は、井上先生のように様々な学問を納めた方が、
ご高齢になられても、毎日、最新の論文を猛勉強されて、
精力的にご自身の考えを発表されている姿に、
本当に感銘を受けました。
見習って、これからも日々勉強を続け、30年後には、
若者を説得する、知的で精力的で笑いのとれるおちゃめな
ばあちゃんになりたいと思います。