高森氏が西尾幹二のことを書いているが、まことに
その通り。
デタラメな皇室バッシング記事ばっかり書いていて、
皇室に関する彼の文章はカスそのものだった。
だがそれでも自称保守派は西尾幹二を信じていたし、
面白がっていたのである。
だが、わしは「新しい歴史教科書をつくる会」で
西尾幹二と一緒に活動をして、すごく勉強になったと
思っている。
当時は西部邁と西尾幹二の間に立って、ものすごく
神経をすり減らして大変だった。
だが、両者ともわしに最大限の敬意を払ってくれたし、
西尾幹二はわしを「思想家だ」と言ってくれた。
西尾氏が羨ましかったのは、何ひとつ世間体を考えず、
自分を全部解放して、言いたい放題やってたことだ。
あれは羨ましかった。
わしはまだ窮屈な世間的縛りを自分に課してしゃべっ
ている。
自分を抑えている。まったく情けない。