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小林よしのり
2021.3.22 06:58日々の出来事

倉持麟太郎の戦い

倉持麟太郎氏が今日、午前。東京都を提訴するという。
素晴らしい!
プロの持つ技量そのもので理不尽な権力と戦う!

「時短要請」は要請だから従わなくていいと言っても、
実質的には「外出自粛」があり、「自粛警察」があり、
日本村特有の「同調圧力」があり、「営業の自由」は
妨害されている。

さらには多数の従業員や、高額な土地代や、膨大な
「固定費」を抱えている飲食店にとっては、雀の涙ほど
の補償を受けたって、どうにもならない。
従業員の生活を守らねばならぬ経営者にとっては、
苦悩しかないし、労働者はただ金のために働いている
のではなくて、実存のため、生きがいのために働いて
いる者も膨大にいる。

飲食店をスケープゴートにして、「時短営業」を要請する
こと自体が、「営業の自由」の妨害であり、憲法違反で
ある。

感染症対策のために私権を制限してもいいというが、
それは「公共の福祉」に本当に反しているかという説明が
明瞭になされなければならない。

インフルエンザ以下の毒性の新型コロナで、国民の
基本的人権が侵されていること自体が大問題なのだ。

「空気の支配」に従ったままの国民ではいけない。
倉持麟太郎は法律家として、素晴らしい仕事を始めた。
プロがプロの技量で戦う!それこそが最も崇高な戦いである。
正論が通るように我々国民は、権力の横暴と戦う弁護士を
応援しなければならない。
12時半から東京地裁司法記者クラブで記者会見する
そうだから、ネットで見られるのなら見たい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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