山田真貴子内閣広報官が辞職した。気の毒でならない。
せっかく女性で能力を持つ人材だったのに、利益誘導に
なるのかどうかも分からない接待で、マスコミ大衆が、
自粛警察みたいな過剰な倫理を振り回して、辞職に追い
込んでしまった。
菅総理が貴重な人材を切るのに躊躇するのは当たり前だ。
それを「後手」に回ったとか批判するのは、人材を切る
ことの重大さを全然分からない幼稚な人間だからだ。
しかし、倫理的に完璧で、薄給でバカな政治家のために、
ブラック企業並みの労働に耐え、しかも国家を担うプライド
も持てない職業に、一体どんな魅力があるというのか?
官僚は本当に気の毒だ。もはや単なる小間使いさんに
なってしまった。
日本という国家は愚民の劣情によって、どんどん劣化する
ばかりである。