テーマ:「憲法を知らぬ保守を叱る!」
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第42回 「ゴー宣道場」アンケート回答
6月8日の「ゴー宣道場」は『憲法を知らぬ保守を叱る!』
と題して開催。
忙しすぎて参加者のアンケート回答を忘れていました。
危ない危ない。
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◆憲法99条は全く注目していなかったので、ここまで憲法の
意義が含まれている条文だとは思いませんでした。
また、たしかに日本国民は国家権力への警戒が足りないと
反省しました。
天皇皇后両陛下がたびたび憲法をまもる大切さにおふれに
なられていたのも、自らを律するためであったと知り、
改めて立憲主義の重大さを認識させられました。
(群馬県・30歳男性・家事手伝い)
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現行憲法の99条こそは立憲主義の精神なのです。
わしは前文を読みたくなくて、ちらっと最後の条文を
見たら、発見してしまったのです。
ずぼらの勝利です。
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◆初めてのゴー宣道場だったが、ブログの文章とは異なる
生の声、迫力が良いなと思った。
ネット中継はなんだか良く分からなくて億劫だったから、
実際に足を運んだ方が色々と為になる。
今回の話を聞いて、自分は右派のイデオロギーで憲法を
見ていたのだなと感じた。
国家を縛るための憲法をその頂点である天皇が定め、
自らがそれを重んじるという形は憲法という存在を
日本風に変化させた顕著な例だと思う。
私の大学でも、憲法を論じ考える人は殆どいなかった。
劣化し続ける日本人に悲愴な気分になる。
維新以後、日本は劣化するばかりでは、とも考えてしまう。
(千葉県・19歳男性・大学生)
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その通り。
今ほど日本人が劣化した時代はないかもしれない。
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◆現行憲法の第99条と自民党改正草案の第102条の比較に
よって、本来、憲法が何を律しようとしているのか、
自民党が憲法を悪法とも言えるような方向へ変えようと
していることがよく分かった。
国民ではなく国家権力を縛るものだというのが分かった
だけでも目からウロコでした。
(東京都・38歳男性・編集 ライター)
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自分で勉強したら大変だけど、「ゴー宣道場」で聞いたら、
あっさりわかるでしょう。
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◆「ゴー宣道場」は毎回面白いですが、今回は特に
刺激的で面白かったです。
自分に全く知識がないので、正直、お話を理解するのが
大変な場面もありましたが、様々な視点から憲法を考える
ことが出来たのではないかと思います。
今日は、すごーく絶妙なバランスの上に成り立った
ゴー宣道場だったと思います!
同時に、今の安倍政権のおかしさに気がつくことも
出来ました。何だか怖くなってきました…
今回のゴー宣道場がきっかけで、真剣に考える方々が
増えてほしいです。
(東京都・37歳女性・看護師)
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知的好奇心が旺盛じゃないと、「ゴー宣道場」の議論も
理解できないし、もっと普及させるには、わしが描く
しかないな。
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◆憲法の話も、突きつめていけば「天皇」に行きつくのだな、
と思いました。
憲法に関して、一番真剣に考えていると言っても良い
陛下の意志を行動やお言葉から、しっかりと汲み取ることが
必要だと思いました。
「権力」と「国民」の関係は、歴史的、文化的な観点から
整理していかなければいけないということを学べました。
憲法とは何か、立憲主義とは何か、そういうことを
国民全体で広く共有し、暴走する権力と立ち向かえるよう、
自分にできる努力をしていきたいです。
(岩手県・17歳男性・高校生)
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17歳でそこまでわかっていたら、日本でもトップレベルです。
次世代のオピニオン・リーダーになってね。
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◆「憲法は妥協の産物。理念は持ち込むべからず」という
見識は、右左どちらも見落としていると思いました。
「理念は言論と政策で訴えるべし」その通りと思いました。
(東京都・53歳男性・自由業)
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安心するよ。伝わってる感触があって。
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◆憲法とは何なのかについて、自分が何も知らないという
ことを知ることが出来ました。
国家権力を縛るものであり、その前提には権力に対する
恐怖があったとは…。
単に平和の素晴らしさを格調高い文章で綴ったものくらいに
しか思っていませんでした。
日本で民衆が「お上」におまかせ状態なのは、お上の頂点に
おられる天皇への信頼感が永い歴史の中で醸成されて
しまっているためではないかと思います。
国民の君主(=権力)への疑念が憲法(=契約)の前提
なのであれば、そもそも憲法という概念そのものが
日本人には合わないものなのでは?とも思いました。
(岩手県・38歳男性・自衛官)
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一理ある。無理矢理の近代法の移植は、日本人の慣習に
合ってないが、それでも近代国家を選択したんだよ。
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◆質問された方で、自分が権力者をしばったおぼえはない
というのがありましたが、なるほど、と思いました。
これが日本人が憲法を理解しにくい一番の理由だと思いました。
(神奈川県・40歳男性・会社員)
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あの質問、とぼけてたけど、本質を突いてるんだよね。
笑ったよ。
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◆憲法に価値観をもちこむことのこっけいさがわかった。
天皇陛下こそが憲法を大切にされていることに感動した。
(埼玉県・40歳男性・介護リハビリ)
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自民党って、そして自称保守って、レベル低すぎでしょう。
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◆私も昔、憲法の前文を暗記させられた1人です。
暗唱できるようにならなければいけない程国民にとって
大切なものであり、不変なものであると刷り込まれていた
ような気がします。
そういう人間にとっては、改正するということ自体が
「本当にできるんだ?!」と改めて驚かされ、
議論に出遅れる要因になる気がします。
私のような人は沢山いるのではないでしょうか。
(神奈川県・46歳女性・パート職員)
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多いだろうねえ。暗記は変すぎるよ。
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◆師範の皆さんはいつもオシャレな服装で来られますが、
今回は僕が記憶している中で一番のオシャレぶりだと
思いました。
憲法は不文法だと言う小林師範の言葉
(注・正しくは「慣習法」でした)に得心すると同時に
それを何の罰則もないのに守り通しておられる天皇陛下は
日本で一番、もしくは世界で一番自立心があるお方では
ないかと思いました。
(東京都・36歳男性・会社員)
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すみません。師範たちが色気づいちゃって。
でも右派も左派もこういう議論の場で、華やかさがないから、
「ゴー宣道場」は特殊だよね。
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◆自民党の第2次草案で天皇の遵守義務を削除している点に
ついての高森先生の御指摘は、目から鱗でした。
天皇の遵守義務を想定しないということは、あの草案を
書いた人は「天皇が何をしようと、影響はない」と
考えているということになりますね。
(神奈川県・33歳男性・会社員)
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立憲君主国家だと知らなかったのか、不敬極まりない自民党
ですよね。
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◆小林先生、高森先生のお話をききながら、日本の
所謂保守派とは、一体何なのだろうか、と考えました。
要は、彼らは「力の強い者(exアメリカ)について行くんだ」
「長い物(ex自民党、安倍政権)に巻かれろ」としか
考えていなくて、そういうのが保守だと思っているのでは、
という結論に至ってしまいました。
年に一度くらいは、「ゴー宣道場」を、東京ではなく、
地方で開催してくれないでしょうか。
大相撲は年に3回地方開催があり、さらに、巡業もあります。
そこまでは大変かと思いますので、せめて年一回は
東京以外で(例えば愛知で)開催してもらいたいなあ、
と思いました。
(愛知県・41歳男性・司法書士)
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場所を決めて、人を集めてくれるなら、行ってもいいよ。
あと設営隊だよね。
今の設営隊は信頼できるから、彼らが行けなければ無理だ。
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◆憲法は念仏ではない、という言葉にはっとしました。
五日市憲法の時代のように一人一人が、真剣にとらえ
考えないといけないんですね。
(群馬県・39歳男性・製造業)
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五日市憲法の時代はすごい。
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◆憲法はペナルティがないから、すぐに死んでしまう
という話に大変納得させられました。
憲法を変えなくとも解釈を変えればいかようにも変化する
という現状、これが形骸化に他ならないと思います。
もっと危機感を持たねばならないのに、これまで実際に
戦争を経験していないせいなのか、どこか遠いところで
行なわれている他人事のような感覚に陥ってしまう。
もっと危機感を持って考えなければならないと
再認識しました。
国家権力を縛るのが憲法であるという原点にたち返って
改めて憲法の大切さを考える有意義な一日になりました。
(東京都・39歳女性・会社員)
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明治に暴力装置を独占させたため、日本という国も
リヴァイアサンになったのです。
国家権力は警戒しなければならないのです。
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◆日本が元々高信頼社会の国だったため憲法による
「契約」が必要なかった事にはとても納得した。
個別的自衛権の実行化は交戦規定を正常化して
早急に実現してほしい。
(東京都・42歳男性・会社員)
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個別的自衛権は放っておいて、まず集団的自衛権というのが、
アメリカ様なしでは、絶対に守れないと考えてる証拠です。
どこが誇りある国か!
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◆天皇陛下の素晴らしさに感動しました。
やはり天皇陛下はすべてを知っておられて、足尾銅山への
旅行や、五日市憲法に対する言及などを通して国民に
メッセージを発しておられています。
この陛下の姿勢を国民の側が見逃してはならず、
常に関心を持っておかねば、と改めて思いなおしました。
(神奈川県・33歳男性・学生)
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高森氏が気づいてくれたから良かった。
足尾銅山への旅行は衝撃的ですよね。
でも、右も左も、だ―――――れも気付いてないけどね。
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◆議論がわかりやすく、熱意が伝わってきて楽しかった。
それと同時に、これだけ、明快な考えがあるにもかかわらず、
政治は別な事をやろうとしている事に、憤りを覚えた。
また、こういう所でないと、適切な情報を得ることすら
できない点に恐さも感じている。
(東京都・38歳男性・会社員)
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常に思想し続ける覚悟がないと、人間、馬鹿になります。
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◆先ず、冒頭の99条の条文の紹介に驚かされました。
憲法を尊重するの主語に、国民が入っていないこと、
ゆえに憲法とは、国民が国家権力をしばるものであるとの
話は、分かりやすかった。
欽定憲法として発布されて、その憲法を守るとおっしゃって
いる天皇陛下に対して、国家権力をもつ政府側が解釈で
集団的自衛権の行使をするのは冒涜であり、
大御心に反するのではないかと感じました。
私は憲法改正(9条)をすべきだと思いますが、
まだまだできないのではという気がします。
改正してくれそうな政権と思っていた現政権ですらこの
お粗末さ、護憲派の「平和憲法を守れ!」にはいや気が
さしますが、まだまだ日本人には、起きてほしくない戦争に
直結すると思われる軍隊の話を議論できないのかなあと
思ってしまう。
そうは言ってもあきらめたくはないので、自存自衛を
きちんと訴えられる知識を身につけたいと改めて思いました。
(神奈川県・51歳男性・会社員)
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自民党の草案では話にならないですね。
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今回は遊びがない道場になったので、次回は遊びながら
思想する回になります。
楽しくやりましょう。
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第42回 憲法を知らぬ保守を叱る!
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第42回 語らいタイム