テレビが言う「コロナの常識」は、
すべて非常識!!
小林よしのりライジングVol.386
配信です!!
今週号のタイトルは
「まん延防止してはいけない!」
今国会で現在焦点となっているのは、
「まん延防止等重点措置」である。
新型コロナに関する特措法を改正して
「緊急事態宣言」の前段階として
新設しようというのだが、
発令の要件が曖昧だとか、
国会の承認すら要らないとか、
それで罰則付きの命令まで出せる
というのはおかしいとかいった異論が
野党から噴出している。
それはそれで問題ではあるのだが、
もっと根本的なところに
目を向けなければならない。
法改正の前提となっている
「まん延防止」については、野党も誰も
疑ってもいないのだが、
まずそこを疑え!!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「高齢者の肺炎実態と、急変して死ぬ病気」
最近のコロナ煽り派の
脅し文句のトレンドは、
「容体が急変する」だ。
今までのほとんどの脅し文句が、
「それ、インフルエンザでも起こります」
のひと言で返せるものだったのだが、
果たして今回はどうか?
実はこの「容体が急変」という現象、
インフルエンザはもちろんのこと…
身の周りから「死」を
遠ざけすぎてしまったために
見えなくなってしまったものがある。
煽り派は、必ずそこを突いてくる!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…今国会では、新型コロナに関する特措法を改正して「まん延防止等重点措置」なるものを設置しようという議論が行われている。これは「緊急事態宣言」の前段階の措置で、首相が対象地域を指定し、対象となった都道府県知事は事業者に休業や営業時間短縮を「命令」でき、違反すれば30万円以下の過料という罰則を与えることもできるという。しかも政府案では、どういう感染状況になれば重点措置を発令できるかも詳細が明らかではなく、国会への報告義務もない。しかし、今回取り上げたいのは、そういった法律上の問題ではない。ウイルスの「まん延防止」のために「重点措置」をするという、その根本的な発想そのものが間違っているのだ!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…コロナ恐怖を煽る言葉にはいろいろあるが、最近のトレンドは「容態が急変して死亡」だ。「自宅療養中に急変」「無症状から容態が急変」というパターンもある。なにかとても恐ろしいことのように報じられているのだが、だいたい、どんな病気でも、とうとう死ぬ直前は「容態急変」だと思う。身のまわりで人が死ぬという体験をしていないのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
「今は科学や死生観といった本質での説得は無理」という意見をどう思う?
社会及び個人に対して取り返しのつかない損害を与えたマスメディア(大手TV局)に対して、罰則を与えられる様な法律は出来ない?
自民党は大きな支持団体でもある日本医師会には逆らえない?
ピーチ航空機でノーマスクを貫いて逮捕された男性を責めるのはまだ早いのでは?
バイデン米大統領をどう見てる?
平成以降にアニメ化された手塚治虫作品は曲解されている?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第406回
「まん延防止してはいけない!」
2. しゃべらせてクリ!・第343回
「反自粛!自家用機で勝手にGoToトラベルぶぁ~い!の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第200回
「高齢者の肺炎実態と、急変して死ぬ病気」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記