メディアが全く無意味に感染者数を
「〇曜日で過去最多」などと不安を煽っている間に、
2020年の自殺者数は前年比750人増の20,919人に上った(速報値)。
日経新聞によれば、
小中高生の自殺者は440人で、
統計のある1980年以降で過去最多。
この内訳のうち、高校生の自殺者が307人で過去最多。
こちらの数字のほうが、よほど重視しなければならない
「過去最多」ではないか。
年間で最も多かったのは10月で、660人増の2199人。
また下半期はすべての月で前年を上回った。
確定値は3月になるが、例年、速報値より増加する
傾向にあるという。
厚労省自殺対策推進室は、コロナ禍による生活環境の
変化など幅広い要因が考えられ、
とりわけ下半期の傾向から、経済問題が要因とみられる
自殺が目立っている、とコメントしている。
コロナ禍で生活が立ち行かなくなる、
生きてゆく算段がつかない、
死ぬよりほかに道がない。
コロナにかかって激しいバッシングを受ける、
ストレスがたまったパートナーや親から暴力をふるわれる、
地域に居場所がない、
家庭に居場所がない。
どこにも逃げ場がない、
死ぬよりほかに道がない。
死ぬ勇気があるくらいなら、何でもできる。
元気な人はそう言うだろう。
でも違う。
最後に勇気を振り絞って選んだのが「死」なのだ。
連日「感染者は〇曜日で過去最多」などと
無意味な発表しているメディアは、
この声なき声、すさまじい現実、
世の中で本当に何が起きているか、
真正面から向き合え!
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