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小林よしのり
2021.1.13 06:59日々の出来事

政府が新コロを指定感染症の格上げ?

新型コロナについて、政府が「指定感染症」から外す
のかと思っていたら、なんと格上げすることを検討
しているというニュースが入ってきた。
実施できる措置が最も多い「新型インフルエンザ等
感染症」に分類する方向で感染症法の改正を検討
しているという。

国民の大半が免疫を獲得して危険性が下がったと
判断したら、対策を見直すという。
政府内や与野党からは「5類」に分類すべきという
声もあるが、厚労省幹部は「現在の高い致死率と
感染力を考えると難しい」と言っているらしい。

厚労省幹部って、アタマがおかしい。
「国民の大半が免疫を獲得して」というのは、どういう
状況なんだ?
インフルエンザは「国民の大半が免疫を獲得して」
いるのか?
毎年10000人もの死者を出しているのだぞ!

「現在の高い致死率」って何だ?
他の病気で死んでも、コロナ死にカウントして、
水増しした死者を分子にして、分母は怪しいPCR
検査の陽性者か?

「高い感染力」って本気で言ってるのか?
インフルエンザは毎年、患者で1000万人、感染者
となると毎年2000万人~3000万人が感染してるん
だぞ。

コロナの陽性者数(感染者数ではない)の推移で、
「高い感染力」というのは、どういう見方をしてるんだ?
「国民の大半が免疫を獲得して」いないということは、
感染力が低いからではないのか?
言ってることが矛盾している。

どうやら本気で何が何でも来年まで「指定感染症」
からコロナを外す気がないらしい。
これではもう東京オリンピックは絶対不可能だし、
日本経済は崩壊してしまう。
廃業、倒産、失業、自殺の連鎖が続いて、コロナ死
などはるかに超える圧倒的な被害が出てしまう。
政府はもう経済は捨てたようだ。
集団自殺を選ぶつもりか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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