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トッキー
2021.1.7 12:37メディア

「1回目のロックダウン」を隠蔽した渋谷健司【モーニングショー監視塔】

今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」、
羽鳥パネルのコーナーの後半は
「ワクチン」の話で、なんとスタジオゲストに
キングス・カレッジ・ロンドン教授、
WHO上級顧問の渋谷健司が登場!

昨年4月、日本はもう手遅れだ、
ロックダウンをしなければ数十万人の
死者が出ると恐怖の大予言をして
大外しした渋谷が、シレっと登場です!
https://diamond.jp/articles/-/234205

番組は、欧米ではワクチンの認可、接種が
もの凄いスピードで進んでいるのに
日本は遅いと不満たらたら。

玉川は「先進国でワクチンを打ってないのは
日本だけ」とか言い出します。

以前は「PCR検査が多いのが先進国」だったのが、
今度は「ワクチン打ってるのが先進国」
なったようです。

これは、厚労省が通常通りの
認可のプロセスを踏んでいるからなのですが、
玉川はこれを「危機感がない」と非難、
通常時の対応を緊急・非常時に
するべきではないと主張します。

しかし、欧米が緊急・非常時の対応を
するのはわかりますが、日本のこの状況、
本当に緊急・非常時ですか?

何でもかんでも欧米がやっていることが正しい!
欧米こそが先進国! 日本は後進国!
って言うの、いい加減にやめなさいよ、
恥ずかしすぎる!!

そして驚いたのが、ラストのLINE質問。
「渋谷先生、イギリスのロックダウン下、
感染拡大主因は何ですか? 
外出控えても感染拡大しているのですか?」
という、ものすごく攻めた質問が登場。

そして渋谷が答えたことが、
2回目のロックダウン、先月のときは、
外出OKだったんですよね。
ですから結構人ゆるんでたんですが、
1月5日、3度目のロックダウンは
もう外出も禁止で、学校も閉鎖していますんで、
まあ今回はかなり厳しめなので、
それで落ちてくることを期待していますけどね」

なんで「2回目のロックダウン」のこと
言ってるの?
1回目のロックダウンは!?

イギリスでは昨年3月23日から6月15日まで
(飲食店は7月4日まで)
1回目のロックダウンが行われ、
生活必需品の販売店以外は閉鎖、
市民は二人以上での集会を固く禁じられ、
違反した場合は警察による処罰の対象という
極めて厳格な規制が敷かれました。

で、その結果がこれです。

〈100万人あたりの新規感染者数〉

〈100万人あたりの死者数〉


(小林よしのりライジング2020.11.10号外

泉美木蘭のトンデモ見聞録・第190回
「冬のスウェーデン、コロナ対策最新情報」より)

ロックダウンを行わなかったスウェーデンと
流行曲線がほとんど変わらない、
つまり、ロックダウンの効果はなかった
という結論が出ていたのです!

渋谷はそれを知っていたから
「1回目」をスルーして、
「2回目のロックダウンは規制が緩かった」
と言ったのです。

しかも、規制を強めた
現在3回目のロックダウンでも、
効果は「期待していますけどね」
としか言えないのです!!

それにしても、その場で出てきた都合の悪い質問に、
顔色一つ変えずに即座に「1回目」を無視して
「2回目」のことだけ滔々と語るという

インチキな解答をテレビで平然とやるなんて、
私にはとてもできない芸当です。

世の中には根っからの「ペテン師」というものが
存在するんだなあと実感した次第です。

 

 

 

 

 

 

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