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泉美木蘭
2021.1.6 23:46

大人しく失業させられている場合じゃない!

仕事帰り、22時台の電車がもうかなり空いていた。
自宅までの抜け道に使っている飲食店街は真っ暗だ。

緊急事態宣言の再発出に慎重な対応を求める
有志の緊急声明に名前を連ねた。

そもそも緊急事態宣言の発出なんて完全に狂っていると
私は言いたいですが、

宣言下において行われるほぼ「強制」状態の「要請」には、
なんの法的根拠もなく、国民に従うべき理由もなく、
ただただ大人しい国民に対する人権侵害が、平然とまかり
通ってしまうものです。

泣き寝入りさせられている場合ではない、
「こんなことはおかしい、根拠を示せ!」と訴える権利があり、
これまで散々「憲法守れ!」と叫んできた人々は、いまこそ
それを力いっぱい
叫ぶべき時であるのに、
そのことを政治家も、マスコミも、
国民も全然わかっておらず、
「このコロナ禍で異論を言うのは異常な奴」という空気ばかりに
飲まれているという恐ろしい無法地帯の状態です。

4月の緊急事態宣言後にいくらでも検証する時間があったのに、
なんにも考えずに、マスコミの作り出した「コロナ怖い」と、
自己アピールしか考えていない独裁者気質の知事らに
いとも簡単に
突き上げられて、二の舞をやってる場合じゃない!

さらに、政府が2月に成立を目指している特措法改正案の原案には、
都道府県知事が事業者に対して休業を「命令」できるようにし、
従わない場合は50万円以下の罰金を科す方向だといいます。
緊急事態宣言発令の手前には、「まん延防止等重点措置」という
まったくわけのわからない措置が設けられ、これも休業命令を伴い、
違反すると罰金だというから、もはや狂気です。

共存以外に道のないウイルス、しかもインフルエンザよりも
はるかに優しいウイルスのために、なぜ飲食店が責められる?

「医療のひっ迫」と言うならば、一部の医療機関だけに患者を殺到
させている原因をまず解消するべきだし、
新型コロナの患者受け入れを拒否している医師会の面々の医療機関
に対して、受け入れ「命令」を出し、従わない場合は罰金を科す
という
案を入れてはどうですか?

たちまち「2類を5類に格下げして診療できるようにしろ!」
「指定感染症の縛りをいい加減に解け!」ということになり、
正常化するのではないですか?

こんなわけのわからない無法状態を、おとなしく聞き入れて、
失業者・自殺者を増やしている場合ではありません!
そんなのは善人ではありません!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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