小布施町のマスコット・ゆるキャラがツイッターで『コロナ論』
を紹介したりして、頑張っていたらしいが、自粛警察が町に
抗議したのだろう。
あっという間に謝罪に追い込まれた。
小布施町のマロンケーキは大好きだったので、微笑ましく
見ていたが、必ず妨害されるとも思っていた。
小布施町のマスコットキャラだから、小布施町の意見だと
思われてしまうので、無謀な戦いだった。
あのゆるキャラは立派に健闘した。
今はコロナを恐怖して自粛することが「公共の福祉」になっ
てしまっているので、反自粛の言論の自由はない。
現状は「全体主義」なのだ。
いまだにSNSには言論の自由があるという幻想を見ている
人が多いが、相当な工夫をしないと無理だろう。
そもそも「コロナ恐怖」は「公共の福祉」にならないという
のが、わしの主張なので、そんな意見が発表できる場は、
「本」しかない。
しかも、小林よしのりだから、雑誌や本で発表できている
のであって、他の表現者なら無理だろう。
さらに台湾や韓国や中国で、『コロナ論』が出せるかと
言えば、それも不可能だ。
日本の方が「言論の自由」はある。
出版社が自粛しなければ、わしの表現は憲法で守られる。
憲法はものすごく重要なのだ。
今の日本の憲法がある限り、わしの表現は守られるが、
今までのキャリアで、小林よしのりがどれほど恐ろしいかを
知っている人が多いから、「触らぬ神に祟りなし」とされて
いるのが現状である。
それでも全国の書店で、『コロナ論』が続々とベストセラー
に入り、売り上げ1位になっている書店も多く、売り切れ
続出だから、これを無視し続けることができない状態に
なるかもしれない。
リテラシーのある読者が、大いにわしを支えてくれている。