門下生メーリスから、
『コロナ論2』の
感想ご紹介です!
『コロナ論2』もう何回読んだでしょうか。
読むごとに新たな発見があります。
『コロナ論』の時も感じたのですが、よしりん先生は見ているレベル感が違うのだなと実感しました。
しっかりとした書籍を買うときにはやはり何かしらの期待「こんなことが書いてあるんだろうなぁ」というのがありますし、それがぴったり合った時、初読で「コレコレ!」となるんだろうと思います。
「そうそう、これこれ、気持ちいい!」となって・・・それで終わりです。
よしりん先生の本はそうではありません。
納得、共感、感動の中に疑問、違和感がもやもやと出てきます。
それらが、繰り返し読み返すうちに調和して、理解でき、一段上のレベルの感動になります。
私はそういう書を「名著」と呼んでいます。
私は飲食店の企業で働いていますが、本当に「おいしい」ものは1回食べただけではわからないという考え方を持っています。
一口で「おいしい」というのは塩分なり脂分に舌がびっくりしているだけであって、すぐ飽きるかしんどくなります。
これは書にも通じることだと思います。
『コロナ論2』で私があえて印象に残ったところを挙げるとすれば、萬田緑平氏との対談です。
萬田氏が「内容をもっとわかりやすく簡単にできませんか」と尋ね、よしりん先生が「それは無理です」と答えたところです。
思わず「そうじゃ!よしりん、よく言ってくれた!」と声に出してしまいました。ゴー宣は絵解きではない!
それはよしりん先生の矜持であると同時に、ずっと読んできた読者の矜持でもあります。
よしりん先生、ありがとうございます。
『コロ問い』『コロナ論2』を予約した書店では大きく取り扱うようになり、ついにランキングに出てきました!
勝負の3週間はまさに我々のためにあると感じました。
(まーさん)
こういうのを「噛めば噛むほど味が出る」
と言うんでしょうか?
確かに本には「読み捨て」される本と
「熟読」を要する本があると思います。
熟読玩味の楽しみを知る読者が
増えてくれることを願っています!