バカの相手ばっかしてはいられない。
ライジング・コメント欄からの
感想ご紹介です!
コロナ論2を入手しました。一読し、「これは巨人の思想だな」と感じました。
世の中には、自分が「オタク的」に知っていることを大上段から振りかざす言論が横溢している。彼らにとってはオタク的関心があるその小宇宙だけが世界のすべてである。コロナ禍においては、感染症オタクの専門家たちがフォーカスした矮小な世界に人々が閉じ込められてしまった。その小さな箱庭から一人たりとも出すまいと、日がな恐怖の喧伝を続けているのがマスコミである。
外にはこんなに大きな世界がある。巨人が人々に呼びかける。しかし、21世紀の技術か知らないが、完全な防音壁が備えられた箱庭には、その声はなかなか届かない。けれど、「書」は届く。自分で考えて苦悶する勇気がある人間は、これらの書を取ればいい。自分で考えず、世間の多数に従うことが是とされる世の中は、結局のところ、それが「楽」であると感じる人間によって作られている。そんなのはつまらない、生きた心地がしない、そうした人間が増えれば増えるほど、この箱庭の自壊は早まるだろう。
コロナ論シリーズが多くの人の手に渡り、世の中の風景が変わっていくことを切に願います。
(shiroさん)
「『コロナ論2』は文学の香り」に通じる、
これまた文学の香り漂う感想です。
本を読む人にしか、こういうことは書けません。
しかし今や、大学生でも
「なんで本を読まなきゃいけないんですか?」
と言い出す者がいるそうで、
ネットはバカの大量生産工場。
この時代に、その箱庭を自壊させられるだけの
人間がいるのか、それを集めることが
できるのかが、最大の課題です。
第1章 日本人の民度が高いはずない
第2章 アビガン、隔離、マスク
コロナ治療薬として承認されるアビガン
第3章 インフォデミックを見破れ!
第4章 感染者と陽性者は違う
コロナを懐疑的に見始めた専門家たち
第5章 コロナ差別は恐怖から生まれる
【外伝】テレビが恐怖の叩き売り
第6章 サイエンスとは何か?
感染症「2類相当」除外を巡る議論
第7章 専門家を妄信しない理由
闘論席 コロナは慈愛に満ちたウイルス
【特別インタビュー】京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授
宮沢孝幸氏
大局的に見通せる本当の専門家がいない
コロナ禍は「疫病」ではなく「人災」だ!
第8章 ニューノーマルはアブノーマル
第9章 ピーチ航空と全体主義
闘論席 航空機搭乗拒否騒動が投げかけた波紋
第10章 予言乱発大洪水
死因はウィルスか、持病か、それとも……? 泉美木蘭氏
PCRサイクル数は40と回しすぎの秋。
検査拡充・隔離を続けますか問題 泉美木蘭氏
第11章 集団免疫策の見直し
第12章 言論の自由なきユーチューブ
第13章 実験ではマスクの効果は限定的
「抑圧政策」に固執し続けるWHO
【特別対談】在宅緩和ケア専門医・緩和ケア 萬田診療所院長
萬田緑平氏×小林よしのり
コロナで炙り出された日本人の死生観
第14章 神の与え賜うし呼吸
最終章 ウイルスは人間中心主義を否定する