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泉美木蘭
2020.12.12 15:26

日本では毎月10万人が死亡、冬はさらに増えるものです

厚労省の過去3年間の資料から、
全国の月別の死者数を抜き出して、
「日本では、1年間という季節の流れのなかで、
どのように死者数が変動しているのか」
を、グラフで見えるようにしてみました。



日本ではコロナがあろうとなかろうと、

毎月10万人以上が死亡しつづけています。

そして、秋冬になると、例年ぐぐっと死者が増え、
1月には夏場より2万~最大4万人ほど増加します。

いくら新型コロナの死者が急増している~と、
新型コロナのみを見て騒いでいても、
「日本では毎月10万人が死亡している」という、
人間の自然の摂理においては、大した影響ではありませんし、
「冬になって死者が増える」と言っても、
もともとそういうものです。

このグラフを作っていてふと気が付いたのですが、
毎年1月は、死者がとんがって山の頂上ができあがるのに、
今年1月はそうなっていません。

今年は例年にくらべてインフルエンザが激減していると
言われてはいましたが、グラフを作りながら改めて、
日本の場合は、昨年12月の時点で、すでに武漢からの
中国人観光客によってコロナが入って広がっていて、
ウイルス干渉が起き始めていたのか、と考えました。

昨年12月、1月の時点で、ソーシャルディスタンスなんて
言われていなかったし、今みたいに消毒やマスクを強制
する社会でもありませんでしたからね。

だとしたら、やはりコロナのおかげでインフルエンザが
減少し、例年よりも死者が減ったということになり、
子どもがインフルエンザに襲われて死亡する確率も激減し、
ご老人は少し長生きできたということになったのでしょう。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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