昨日の「ゴー宣道場」はとてつもなく楽しかった。
倉持氏のリベラルと保守の思想家の系譜の説明は、
実によく調べていて感心した。
チャーチルの考えは、まさにわしの人生そのものだし、
エドモンド・バークのフランス革命に対する一貫して
激しい批判の態度は、現在のコロナ禍でわしが実践
していることとほとんど同じである。
宇野常寛氏は以前より思考が整理されていて、確信
を持って喋っていたのが驚いたし、トークの巧みさが
磨かれていて、ずいぶん成長している。
わしも成長過程だが、人はどんどん変わっていくべき
だし、宇野氏は良い方向に自分を変えているなと
思った。
日本の自称リベラル(実態、薄甘いサヨク)は、あいにく
いまだに蔓延っていてウザいし、その正体が「延命至上
主義」だということもコロナ禍で明瞭になった。
死を覚悟しなければ、本物のリベラルも保守も現れは
しない。
宇野氏はリベラルという言葉はもう止めようと言っていて、
そこまで言うかという刺激があったが、倉持氏はまだ
リベラル概念の追及を行なって欲しい。
なぜなら、わしはまだ「薄甘いサヨク」の感覚ではなく、
真のリベラルと、真の保守の相克は残っていると思っ
ているのだ。
例えば男女の性差の問題でもだ。
この問題を整理する必要は高まっていると思ったので、
わしはLGBTやフェミニズムやレイプの問題を取り上
げてきた。
「ゴー宣道場」でも「女性の地位向上」を3大目標の
1つとして掲げている。
女性天皇もその一環でもある。
これらのテーマは『ゴー宣』で「女性論」としてまとめ
たいと思って、描き続けていたのだが、コロナ禍の
せいで中断している。
はやくコロナ禍を終わらせて、再開させたい。
2月14日の「ゴー宣道場」では、「女性の地位向上」
をテーマに、金塚彩乃弁護士をゲストに迎えて、
深く掘り下げていくことになる。
しかし最後に自分のダイエット宣言で締めくくるなど、
宇野常寛氏はヘンタイ性を残して面白くなっている。
また来年中には呼びたい。