11月25日のシンポジウムを紹介した毎日新聞の記事を
読んだけど、すごい。
記事そのものが大変な分量で、そのなかで高森先生の
正確な知識をしっかりと伝えているし、
矢部万紀子氏の、働く女性の目線からのたとえ方が
とてもわかりやすくて女性に響きそうだし、
君塚直隆氏の各国の王族の話や、エディンバラ公の
言葉などがとても印象的だし、
小林先生の情熱がそのままの言葉で伝わってくる
ような書き方に、感動するものがあったし、
素晴らしかった。
シンポジウムで心動かされた記者の気持ちも
伝わってきた。
その毎日新聞のサイトでふと見つけたけど、
「赤ちゃん守る透明の盾」
https://mainichi.jp/graphs/20201128/hpj/00m/040/004000g/1
これ、関西写真記者協会賞を受賞したらしいけど、
フェイスシールドって、スパコン富岳によれば、
こうなっているようなので、赤ちゃんは完全に地獄です。
泣くたびに、自分の飛沫のなかに置かれ続けるという
不快きわまりない状態になりますし、
フェイスシールドに感染防止効果はありませんので、
赤ちゃんは「守られている」のではなく、
「虐待されている状態」という評価に、
いずれなってしまうでしょう。
なにか素晴らしいもののようなタイトルがついていますが、
そのような目線そのものに、問題があると思います。
だいたい、生まれてすぐの赤ちゃんは、母親が毎日、常に
見つめ続けていても、顔や頭の形状が変わったのがわかるほど、
ものすごいスピードで成長していくので、
頭部にフェイスシールドなんかはめて大丈夫なんですかと
心配に思ってしまうのですが。