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泉美木蘭
2020.12.1 01:11

毎日新聞の記事読んだ

11月25日のシンポジウムを紹介した毎日新聞の記事
読んだけど、すごい。
記事そのものが大変な分量で、そのなかで高森先生の
正確な知識をしっかりと伝えているし、
矢部万紀子氏の、働く女性の目線からのたとえ方が
とてもわかりやすくて女性に響きそうだし、
君塚直隆氏の各国の王族の話や、エディンバラ公の
言葉などがとても印象的だし、
小林先生の情熱がそのままの言葉で伝わってくる
ような書き方に、感動するものがあったし、
素晴らしかった。
シンポジウムで心動かされた記者の気持ちも
伝わってきた。

その毎日新聞のサイトでふと見つけたけど、

「赤ちゃん守る透明の盾」
https://mainichi.jp/graphs/20201128/hpj/00m/040/004000g/1

これ、関西写真記者協会賞を受賞したらしいけど、
フェイスシールドって、スパコン富岳によれば、

こうなっているようなので、赤ちゃんは完全に地獄です。
泣くたびに、自分の飛沫のなかに置かれ続けるという
不快きわまりない状態になりますし、

フェイスシールドに感染防止効果はありませんので、
赤ちゃんは「守られている」のではなく、
「虐待されている状態」という評価に、
いずれなってしまうでしょう。

なにか素晴らしいもののようなタイトルがついていますが、
そのような目線そのものに、問題があると思います。

だいたい、生まれてすぐの赤ちゃんは、母親が毎日、常に
見つめ続けていても、顔や頭の形状が変わったのがわかるほど、
ものすごいスピードで成長していくので、
頭部にフェイスシールドなんかはめて大丈夫なんですかと
心配に思ってしまうのですが。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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