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小林よしのり
2020.11.27 07:41日々の出来事

データ分析してみた

全国の陽性者数は11月21日がピークになっていて、
2500名、これとて海外に比べればやけに少ない。
ほとんど無症状か、軽症だろう。

21日まで伸び続けたグラフがそこから下がり始めている。
ピークアウトしたんじゃないか?

重症者がやや増えてるが、30名が上限、海外に比べたら
圧倒的に少ない。

全国で死亡者はせいぜい上限でも20名だ。
必ずしもコロナで死んだわけでもない。
その人たちはインフルでも死んだだろう。

驚くべきことに実効再生産数が徐々に下がっている。
1・17だから、1人にうつすのが精一杯。2人にはうつさ
ないから、感染は拡大しない。

東京都も陽性者数のピークは20日で、そこから下がり
始めている。
重症者数はピークで10名、ずっと5名以下だ。
死亡者数もずっと4名以下。
実効再生産数が1・16で、下がり始めていている。

全国を見ても、東京を見ても、ピークアウトしている
可能性がある。
だとすると、緊急事態宣言のときと同じで、ピークアウト
したあとで、時短営業やら、不要不急の外出禁止やら、
経済委縮政策を始めたことになる。

そして、感染者が減り始めると、「自粛要請のおかげだ」
と自分の手柄にする。
そういうシナリオではないか?
なんにせよ、データを見ていると、指数関数的に伸び
てはいない。

重症者が増えてるとコロナ脳のみなさんは言うけど、
海外に比べても、インフル流行時に比べても、全然
増えていない。
なぜインフルでは医療は逼迫しなかったのでしょう?
よ――――く考えてみてね、コロナ脳のみなさん。
わしの本を読んでる人は答えちゃダメ!あまりにも
簡単な質問だから。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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