ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2020.11.13 12:09ゴー宣道場

3月関西・奈良道場「天皇制は必要か?」に向けて

3月14日、奈良開催のゴー宣道場に向けて、
関西設営隊長・だふねさんからのコメントです!

 


 

小林先生が「天皇制は必要か?」と皆に突きつけたこと、その重要性を考えました。

私を含めた、門下生や読者の皆さんが、皇室についてほんとうはどう考えているか、一人一人開陳していただく良い機会ですね。

心から「皇室は続いたほうが良い」と思うか? そしてその理由は?
それとも、小林先生が言っているから? 「なんとなくそう思う」程度か。

私は「皇室が続いてほしい」と考えますが、それは高森先生の言葉を借りれば、

「日本及び日本人にとって、天皇・皇室の存在は本当に必要なのか、という根本的な問いを迂回して、その存在を漫然と自明視している為に、その切実な存在意義を“身に沁みて”感じ取れていない」

という、まだその段階だったかも知れないと振り返りました。個人的に、天皇皇后両陛下のことは、ご婚約会見の時から大好きだし、敬愛していますが。

むしろ、男尊女卑・男系固執派により雅子さまや眞子さま、愛子さまが苦しみ続ける現状に終わりが来ないのなら、いっそ天皇制なんて「なくなったほうがいい」と考えることも、正直あります。「幸せになりたい」という、生身の人間としてあたりまえの願いすら叶えさせてあげられないのなら。なくなれば世の中はより不安定になるでしょうが。(コロナひとつで浮足立つ、目先の利益にのみ心奪われる、自律心に乏しい今の日本人の体たらくを見れば。)

性別や結婚その他について、外野から好き勝手言われる。「自由は許さない。どんな無理難題押しつけられても、死ぬまで国民の言うことをきけ」と縛られ続ける。自分だったらそんな身分に生まれたいか?

過酷な運命を背負わされても、国民は口先だけ感謝するのみで、苦悩に寄り添ってくれることもない。「放っておいて滅びたとして、我々には関係ない」――こう言われても、一切反論できない身分になりたいか。

日本人とは、天皇とは何か。天皇制がなくなれば日本はどうなるか。日本人は何を拠り所にして生きていくのか。

「天皇制は必要か?」――制度の要不要といった話に留まらず、古来から近来にわたる日本人のアイデンティティに深く関わってくる議題と言えるでしょう。

それにしても、こういう大事なことを学校では一切教えてくれない、考えさせてもくれない日本の教育って、何なんでしょうね。

 


 

ひとりひとり考えなければならない、
重大な宿題を与えられたような感じがします。
3月まで、じっくり思考しましょう!

トッキー

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ