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笹幸恵
2020.10.5 16:29日々の出来事

接触確認アプリからわかること

コロナの接触確認アプリ「COCOA」を、
会社の決まりとしてインストールする羽目になった知人。
先週末、2名の陽性者と接触したと通知があった。
いずれも外出した先でのことらしい。

PCR検査を受けなきゃいけないのかな~とボヤきつつ、
通知があった後、どういう手続きをするのか
調べてみたそうだ。
すると、PCR検査は優先的に行なえるらしいが
自費での負担となり、なおかつ結果が出るまで
2週間は自宅待機になるのだそう。
「感染が確定したわけでもないのに
かえって周りがパニックになるよ」
と一言。

また、健康状態はきわめて良好。
体温などを入力するページがあって、
必要事項を入力したら、
「しばらく様子を見ましょう」という
案内が画面に出てきたとか。
知人がまた一言。
「こんなんだったら、(接触を)知ってどうするのって感じ・・・」

まったくだ。
結局、接触したらしい、というのを知るだけ。
知ってどうするの?
不安と恐怖を煽るだけではないか。

「接触しました」
「・・・それで?」
としか言いようがない。
本当にばかばかしい。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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