今日は泉美さんとの共著の修正をする。
いろいろ使っちゃいけない言葉があったり、誤解される
表現があったりで、修正したり、書き加えたりしなければ
ならない。
しかしいまだに「浮浪者」はダメで、「ホームレス」はいい
という理屈が分からない。
和製英語ならいいということか?
「ホームレス」は「家なし人間」のことであり、「浮浪者」は
ジョージ秋山の「浮浪雲」に通じる「はぐれもの」だから、
「家なし人間」より「はぐれもの」の方がカッコいいと思う。
「ホームレス」=「家なし人間」の方が差別的じゃないか?
家がなくて何が悪い?
「浮浪者」は冷たい世間からはぐれた「さすらい人」の
ようで、カッコいいじゃないか。
まあ、わしはりか坊の言う事は聞いてやることにしている。
りか坊はいろんなアイデア出してくれたり、この共著の
企画を通して実現してくれたり、来年以降、わしが考える
本の企画も実現してくれそうだ。
わしの創作活動にとって有益な編集者の言う事は、
原理主義的な態度を捨てて、「まあ、いいか」と聞いて
やるくらいは丸くなったから、わしも年とったな。