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トッキー
2020.9.23 10:44小林よしのりライジング

マスク警察の皆さん教えて下さい。

ライジング・コメント欄から、
貴重なご意見をご紹介します!

 


 

本当は「コロナ論」の愛読者カードに感想を書きたかったのですが、
私は事情があって手書き出来ません。

先生が土曜日の「オドレら正気か?」でマスクをすると苦しいとおっしゃっていたので、
私のことについて書かせて下さい。

私は頭が悪いので拙い文章ご容赦下さい。

私は心臓病で生まれましたから、今までマスクを着けたことがありません。

マスクを着けると呼吸困難になって命に関わるからです。

もちろん手術はしましたが、普通の人と同じというわけにはいきません。

社会人になるまで、毎年検診を受けていましたが、
医者から運動は避けるように言われていました。

先生と同じように肺活量が少ないので、呼吸回数が多くなり、
鼻だけでは呼吸できないので、だいたい口で呼吸しています。

いつ心臓が動かなくなるかわかりませんから、子供の頃から死は身近でした。

他にもいろいろな障害を持っていますが、
病気自慢のようになっても変ですから書きません。

よく小学生ぐらいだと将来の夢はどうとか言われたりしますが、
私にとっては将来などありませんでした。

今日は大丈夫でも明日はどうなるかわかりません。

中学生の時、一生独身でいくと決めました。
いつ死ぬかわからない身ですから、責任をとれないからです。

成人まで生きられないと言われていた私が、
この歳(54歳)まで生きていられたのは、運がよかっただけです。

世の中にはもっと大変な思いで生きている人もいますから、
私だけ特別どうとかというわけではありません。

コロナ禍になって、マスクを着用しないとダメな場合は、
仕方なく着けますが、せいぜい10分ぐらいが限界です。

私としてもマスクを着けられない事情は話したくないですが、
仕方なく話しても、信じてもらえないことが多いです。

飛行機に乗ることはありませんが、電車には乗らなければなりません。

電車の中で倒れてしまったら迷惑になりますから、マスクをしません。

マスクをしている人たちの厳しい視線を感じながら、
なるべく人に近づかないようにしています。

この夏マスクを強要されたために息が苦しくなって気が遠くなり、
そのまま気を失いそうになったことが何回かありました。

コロナに関係なく、今まで何度も死にそうになっていますから、
マスクだからどうというわけでもありませんが。

先生もおっしゃっていたように、
私もコロナに感染して死んでも仕方ないという覚悟はしています。

いつかは死ぬ運命ですから、死ぬことは怖くありませんが、
苦しんで死ぬことは、やはりイヤなものです。

そういうことも含めて長生きしたいとは思いません。

普通の人とは死生観が違います。

今までもひっそりと生きてきましたが、
コロナ禍で、マスクを着けられないため、さらに肩身の狭い思いをしています。

以前、嘱託殺人の質問をしたのも、私自身安楽死を望んでいるからです。

悲劇のヒーローを気取っているわけではなく、同情して欲しいとかいうことでもなく、
事実を書いただけです。

マスク警察に言いたいのは、マスクを着けられない人もいるということです。

マスクを着けない人は生きていてはいけないのでしょうか。

マスクを着けさせられて死んだら自己責任でしょうか。

マスクを着けられないのは努力が足りないのでしょうか。

マスク警察の皆さん教えて下さい。
(KTさん)

 


 

これが正義だと思い込んでいる人、
混乱に乗じて、自分が正義だと思いたい人が、
どれだけのものを踏みにじって来たかという
憤りを改めて強く感じます。
マスク警察の皆さん、
ピーチ航空の人、ピーチ機に乗り合わせていた人、
この問いに答えてください。

トッキー

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